地すべり対策(じすべりたいさく)
土砂災害学習コーナー

どんな対策をしているのですか?
地すべり対策
地すべりを防ぐ工事は、地すべりの原因となる地下水をとりのぞきます。また雨を地面にしみこませないようにする工事もします。さらに、杭(くい)を打って地面が動かないようにする工事がおこなわれています。
水路工(すいろこう)
地すべり地域内に降った雨や地域外から入ってくる水を地下に浸透させないように排除します。

赤崎地区(新潟県鹿瀬町)
杭工(くいこう)
地面に鋼管杭を打ち、すべり面を貫いて串刺しにして、地すべりが動かないように止めてしまいます。大きな地すべりの場合は、深礎杭というコンクリートの柱を現場でつくります。
写真は深礎杭によるものです。

(富山県庄川町)
集水井工(しゅうすいせいこう)
地すべりの要因となる地下水を排除するため、各地に集水井を設置しています。

滝坂地区(福島県西会津町)
排水トンネル工(はいすいとんねるこう)
集水井と連結されるほか、トンネル内からボーリングを行い、主に深い層の地下水を排除します。

亀の瀬地区(大阪府・奈良県)