阿賀野川の歴史

治水の歴史

阿賀野川河川台帳平面図(明治36年)

 明治29年勅令第331号「河川台帳に関する件」の「第1条 河川台帳は帳簿及び実測図をもって組成す。」に河川台帳が規定されている。本図は、新潟県による測量で、明治34年4月着手し、明治36年3月完成している。
 右岸及び左岸第2号と右岸第3号と第9号と第10号と右岸第4号と右岸及び左岸第5号が一連でつながる。しかし、阿賀野川左岸に関して、横雲橋上流から小阿賀野川分流までの区間、阿賀浦橋上流から早出川合流上流区間が欠けており、欠番の左岸第3号及び第4号が相当する。第4号及び第6号~第8号、第10号、第11号は、上記一連の図の一部である。本図の範囲は、下流右岸は現在の新潟市北区新崎、右岸は江南区江口、上流は五泉市論瀬までである。