阿賀野川の歴史

治水の歴史

MAP OF AGANOGAWA(明治16年)

 阿賀野川史において、『明治16年4月阿賀野川改修の儀起こり、其の事業は土木局の直轄となり、御雇工師ムルトル氏の指揮に依って、内務七等属内田恭雄は5月14日より測量に着手す。明治17年11月、阿賀野川測量は完結す。明治17年7月1日より小浮村第一号堰堤工事に着手す。千唐仁村第二号~四号、高山村五号~七号、満願寺村八号制水工~十号堰堤工、明治18年6月30日横越村大十一号、十二号制水工落成す。』とある測量実測図である。
 実測図の範囲は、本川は河口から現在の揚川ダム上流の大牧まで、小阿賀野川は沢海の阿賀野川分流地点から酒屋の信濃川合流地点までの範囲である。