羽越河川国道事務所

川の中の昆虫しらべ〜水生生物による水質の簡易調査方法〜


水生生物による水質の簡易調査とは?

川の中にはさまざまな生きものが住んでいますが、特に川底にすんでいる生きものは、過去から調査時点までの長い時間の水質の状況を反映したものです。
したがって、どのような生きものが住んでいるかを調べることによって、その地点の水質の程度を知ることができます。
調査を通して、川に親しみ、川を理解し、川を守り、川をよくすることに関心を呼び起こすきっかけにしてください。


調査方法

平成17年度調査では、河川に生息する水生生物のうち、
1. 全国各地に広く分布している。
2. 分類が容易。
3. 水質に係る指標性が高い。
30種を指標生物としました。
調査は、河川で水生生物を採集し種類別に分類して、地点毎に、
I(きれいな水)、II(少しきたない水)、III(きたない水〕、IV(大変きたない水)の4階級で水質の状況を判定しています。



調査概要


調査日
2005年8月2日(火)天気:晴れ
観察場所
荒川 荒川橋・温泉橋付近
調査に使う道具
(1班につき)
シャーレ 15個
ミニカプセル 4個
ピンセット(さきが細いもの) 2個
ルーペ(虫めがね) 2個
容器(鉄皿) 1個
網(あみ:小) 2個
流速測定浮子
(流れのはやさを調べるもの)
1個
温度計(水温計) 1本
画板 1個
スポイト 2個
バケツ 1個
各班で一緒に使うもの
網(あみ:大)、ストップウォッチ
今回の参加者
関川村立関小学校
指導の先生(富樫先生)
参加人数
荒川橋 児童9人 事務所4人
温泉橋 児童8人 事務所5人
調査の参加者

開会式



川の生きものの調べ方

1.
記録用紙に調査場所・月日などの状況(じょうきょう)を書きこみます。
2.
深さが30cmくらい(ひざくらいまでの深さ)で、こぶしや頭くらいの大きさの石のある場所をしらべます。
3.
川岸の小さな石や、砂のところもしらべます。
4.
水の流れにさからって網(あみ)をおきます。石の表面にいる生物をピンセットなどを使ってつかまえます。
5.
石をいくつか静かに取り上げて、バケツの中に入れます。
6.
石をとりあげたあとの川底を足などでかきまぜ、流れてくる生物を網(あみ)でつかまえます。
7.
つかまえた生物を、資料の写真や説明をよく読んで、仲間ごとに分けます。
8.
記録用紙に、記入します。
9.
調査が終ったら、観察した生物や石は川にもどしましょう。



調査状況/荒川橋上流


DATA
気 温
27度
水 温
19度
河床材料
玉石・砂礫質
水のにごり・におい
きれい

荒川橋付近でみつかった昆虫類
水質 生物名 生物の数 詳細
きれいな水 アミカ photo
カワゲラ photo
サワガニ photo
ヒラタカゲロウ photo
ブユ photo
少しきたない水 コガタシマトビケラ 1 photo
調査状況/温泉橋上流付近


DATA
気 温
31度
水 温
22度
河床材料
玉石・砂礫質
水のにごり・におい
きれい

温泉橋付近でつかまえた水生昆虫
水質 生物名 生物の数 詳細
きれいな水 ヒラタカゲロウ 22 photo



発表会


荒川ってどんな川? 調査結果 生物化学的酸素要求量一覧