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かわの情報

委員会・ワークショップ

庄川扇状地水環境検討委員会(H13.9.28〜H16.2.24)

第1回庄川扇状地水環境検討委員会の主な審議内容・結果

1 庄川扇状地における地下水は、その地形方向等から小矢部川に向かって流出しているものと思われる。
従って、小矢部川の流量は庄川扇状地の地下水により影響を受けていることが考えられ、庄川扇状地の水循環を把握する上で、小矢部川の流量を確認することも重要である。
2 同じく、庄川扇状地内の中小河川や用水も小矢部川に向かって流れており、これらの流量も確認することも重要である。
3 地下水に対する涵養は、扇状地内の土地利用も一因である。
 
(1) 例えば、かんがい期(水田に水を張る時期)には、地下水位が上がるなどの現象が一般的に知られている。
従って、減反・市街化など土地利用に関する変化が、地下水にも影響していることが考えられ、これの変遷を確認することが長期的な地下水変動の解明の一助になるものと思われる。
(2) また、庄川扇状地内を網の目のように走る用水等も、かつての状態から改修がすすみ地下水への涵養がしにくい構造に変化しているのではないかと考えられる。これらの整備状況も確認することが重要である。
4 扇状地内の各井戸の利用実態の把握は、本検討における基礎的な調査項目の一つである。関係機関・地元との調整を十分にとりつつ、また協力を得ながら実施するものとする。
5 その他、基礎資料のとりまとめとして次のような意見の提案がありました。
 
(1) 地下水ポテンシャル図の作成(経年的な変化を含めて)
(2) 扇状地内の地形・地質構造の確認(形成過程を含めて)
(3) 水質調査の項目の充実

【委員会の様子】

 
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