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気象概要
大型で強い台風第10号は、27日九州に接近。本州南岸に停滞していた秋雨前線は台風からの暖湿気流が流れ込み活動が活発化。台風は、28日に長崎市付近に上陸後、温帯低気圧に変わり、ジェット気流の影響で時速100kmを超える猛スピードで東進した。千曲川・犀川流域は、27日朝から雨が降り続き、28日午後は強く降った。2日間で降った雨は、千曲川流域や犀川上流域で200mm以上。また、28日の日降水量は、長野市で112mmに達するなど、各地で記録的な降雨となった。29日には、低気圧は東海上に去り、県内の天気は急速に回復したが、河川の増水は続き、千曲川の堤防が決壊するなどの被害が発生した。

天気図
9月26日〜10月1日
 
当時の気圧の単位は、ミリバール(mb)を使用している。 (1ミリバール=1ヘクトパスカル)
提供:気象庁

等雨量線図