活発化した梅雨前線が7月2日夜半から新潟県全般に豪雨をもたらし13日まで長期間降り続いた。太平洋高気圧の影響で北上していた梅雨前線は6日南下をはじめ、新潟県南部に局地的豪雨をもたらした。
さらに7日、前線は発達しながら上信越から能登半島にのびる位置に停滞し、県下では、7日昼頃から信濃川下流域に台風5号の影響による雨が降り始め、長岡で日雨量127mm、栃尾で186mmに達する豪雨となった。下越及び福島地方にも雨域を形成し、富山、金沢にも強い雨をもたらした。8日には台風5号の弱まった熱帯低位気圧の北陸接近により、前線が刺激され、北陸地方一帯に豪雨をもたらした。 |