はじめに

第1章
新潟県中越地震の概要
第2章
北陸地方整備局所管施設
等の被害及び応急復旧状況
第3章
様々な支援の取り組み
第4章
北陸地方整備局所管施設
等の本復旧及び復興
第5章
地震発生後の動き
第6章
地域への情報提供
第7章
参考資料



国土交通省
北陸地方整備局


第3章 様々な支援の取り組み

第12節/芋川河道閉塞対策
1.直轄化の経緯
2.緊急対策の検討
3.緊急対策の実施
4.二次災害防止対策
5.本格的な復旧工事の開始
6.復旧工事の進捗状況

4  二次災害防止対策
(1) 警戒避難体制の整備
(1)  芋川下流域の安全を確保するため、土砂移動現象を検知し、地域の警戒避難体制に資する情報を、関係機関に提供している。
(2) 監視体制・システム
 国土交通省では、河道閉塞の規模が大きい寺野地区と東竹沢地区に、水位計や監視カメラを設置している。
 芋川流域の河道閉塞監視機器設置位置図を図3-12-10、監視機器を写真3-12-20〜21、監視カメラによる画像を写真3-12-22に示す。
写真3-12-20 現地に設置された監視カメラ
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図3-12-10 芋川流域の河道閉塞監視機器設置位置図
図3-12-10 芋川流域の河道閉塞監視機器設置位置図

写真3-12-20 現地に設置された監視カメラ

写真3-12-21 現地に設置されたKu-SAT
写真3-12-21 現地に設置されたKu-SAT

写真3-12-22 監視カメラの画像
写真3-12-22 監視カメラの画像


(3) 情報連絡
 寺野地区と東竹沢地区の水位計や監視カメラの情報は、下流地域でも利用できるよう新潟県や関係自治体にその情報を常時提供しており、警戒避難等に関する重要な情報源となっている。
 また、土石流が発生した場合に竜光地区の方々の迅速な避難を促すため、新潟県が設置したワイヤーセンサーについても、当事務所はそのデータ送信の支援を行っている。
 情報連絡のイメージを図3-12-11に示す。

図3-12-11 芋川流域における情報連絡イメージ
図3-12-11 芋川流域における情報連絡イメージ

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