萬代橋の概要
用・強・美を兼ね備えた名橋
- 用:1日約3万台の自動車交通量を支える大動脈
- 強:関東大震災の復興技術が活かされ、新潟地震に耐えた強さ
- 美:安定感と軽快感を両立する6連アーチと、御影石の化粧張りの美しさ
信濃川にかかる萬代橋は、アーチの美しさと石づくりの重厚さが調和し、その姿にはゆとりと風格さえ感じられます。
また、昭和39年(1964年)に起きた新潟地震に耐え、市民の避難や救助、災害復旧に大きな役割を果たしました。
美しさと風格、さらに強さをも合わせもつ萬代橋だからこそ、新潟市のシンボルとして親しまれ、誇りに思われているのではないでしょうか。
現在の橋は三代目ですが、この橋の概要を紹介します。
- 橋の名称
- 萬代橋(ばんだいばし)
- 場所
- 新潟市下大川前通・川端町~万代間、一般国道7号
- 橋の構造
- 鉄筋コンクリート造6連アーチ橋
- 橋の長さ
- 306.9m
- 橋の幅
- 22.0m
- 橋の移り変わり
- 初代萬代橋:明治19年(1886年)11月~明治41年(1908年)3月
二代目萬代橋:明治42年(1909年)12月~昭和4年(1929年)8月
三代目萬代橋:昭和4年(1929年)8月~現在
- 重要文化財指定
- 平成16年(2004年)7月6日(建第二四四七号)
- 兄弟橋
- 福岡市の多々良川にたたずむ名島橋は、昭和8年(1933年)に完成した北部九州 地域と福岡都心部を結ぶ国道3号の道路橋で、福岡の東玄関を飾るシンボルです。
萬代橋と名島橋は建設時期が近いこと、デザインがよく似ていること などから、平成6年(1994年)福岡市と新潟市の交流を深めるために、橋の兄弟縁組が行われま した。
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