記者発表資料　平成18年8月28日

平成19年度概算要求のあらまし

平成18年8月28日

平成19年度概算要求のポイント

一般国道　津幡北バイパスの全線供用
一般国道470号　能越自動車道　七尾氷見道路の整備推進
梯川重点改修区間の改修促進
柳谷上流砂防えん堤群の完成

◆広域的連携交流・活力ある地域づくり◆◆

津幡北バイパスは、津幡町内の交通渋滞緩和を目的とした事業です。平成19年度は、刈安高架橋(L=170m)の工事及び舗装工事を推進し、津幡町刈安～同町倉見間の延長1.9kmを暫定2車線で供用し、全線を供用する予定です。

七尾氷見道路は、高規格幹線道路の一般国道自動車専用道路として整備を進めている「能越自動車道」の一部であり、石川県内では七尾市八幡（七尾IC（仮称））から富山県境の延長約13.6kmで事業を推進しています。平成19年度は、用地買収を推進するとともに、七尾トンネル(L=1,760m)の工事に着手する予定です。

○一般国道8号　加賀拡幅の整備推進　【資料３】

加賀拡幅は、加賀市内における一般国道8号の渋滞緩和と交通事故削減を目的とした事業です。平成16年度から用地買収に着手しています。平成19年度は、加賀市箱宮町から同市松山町間の用地買収及び工事を推進します。

○一般国道8号　南郷拡幅の整備推進

南郷拡幅は、加賀市内における交通渋滞の緩和を目的とした事業です。平成19年度は、花房跨線橋(L=149m)及び細坪跨線橋(L=25m)の工事を推進します。

○一般国道157号　野町広小路交差点改良（香林坊拡幅）の整備推進

香林坊拡幅は、金沢市内の一般国道157号の渋滞緩和と快適な舗道の整備を目的とする事業です。平成19年度は、犀川から野町広小路交差点間の海側(L=0.17km)について用地買収を推進します。

◆安全で安心な地域づくり◆◆

○堤防の質的整備（手取川改修）　【資料４】

急流河川の洪水エネルギーに対して十分な安全性を確保するため、既設堤防に腹付け盛土をするとともに光ファイバーケーブルによる侵食モニタリングセンサーの整備を実施します。平成19年度は引き続き、能美市出口地区において整備を推進します。

○大規模引堤による治水安全度向上（梯川重点地区改修）　【資料５】

前川合流点から鍋谷川合流点までの間を重点改修区間と位置づけ、下流部より順次引き堤による堤防整備を行っており、引き続き重点改修区間の堤防整備（引堤）等を推進します。平成19年度は、小松地区の堤防整備（引堤）を推進するため用地買収、附帯施設の改築等を促進します。

○先端技術を駆使した完全無人化施工（柳谷上流砂防えん堤群の整備促進）　【資料６】

甚之助谷の崩壊を防止してきた甚之助谷砂防えん堤群の機能を保全し、甚之助谷の崩壊の拡大を防止するために、柳谷上流砂防えん堤群（導流落差工、柳谷代21号えん堤嵩上げ）の完成を図ります。なお、工事の施工にあたっては、工事箇所が土石流や落石の危険性が大きいため、先端技術による無人化工法により実施します。

○白山の大規模地すべりの活動を抑制（甚之助谷地区地すべり対策事業）　【資料７】

甚之助谷地区の左岸ブロックの地すべりの活動を抑制するため、6号排水トンネルでは集水ボーリングの整備を推進し、3号及び7号排水トンネルでは既設集水ボーリングの機能維持を図るための洗浄を実施します。

○海岸侵食から国土を守る（安全で快適な海岸の保全と創出）　【資料８】

海岸侵食が著しく護岸等の被災が頻発している小松工区で、侵食対策として人工リーフを整備します。

○防災対策の推進（一般国道160号　庵・東浜防災工事）

安心で安全な道路交通確保を目的に七尾市庵及び東浜町地区にて道路防災工事を推進します。

○交通事故対策の推進（一般国道157号　堀内北交差点改良事業）　【資料９】

道路の安全性を高め死傷事故を抑止することを目的に野々市町堀内地区などにおいて、拡幅等の交通事故抑止対策を推進します。

◆美しさと文化の香りがする地域づくり◆◆

○バリアフリー対策の推進（一般国道157号　横宮自歩道整備事業）　【資料10】

誰もが快適で安全・安心に利用できる歩行空間の確保を目的に野々市町横宮町地区などにおいてバリアフリー対策を推進します。

○無電柱化の推進（一般国道8号　園町電線共同溝）　【資料11】

都市景観や防災性の向上、安全で快適な歩行空間の確保を目的に小松市園町地区などにおいて、電線類の地中化を推進します。

《資料》