平成18年度 金沢河川国道事務所 記者発表資料

新型人工リーフの施工について
−人工リーフブロック(函体)据付の見学案内−

平成18年7月12日

1.人工リーフの必要性
 小松海岸は平成16年6月に直轄編入を受け、加越沿岸海岸保全基本計画( 平成14年石川県策定)に基づき整備を行うものです。当海岸は近年、冬期風浪等により沖合施設未整備である海岸堤防等へ甚大なる被災を引き起こしており、早期に被災の低減を図る必要があるため、沖合施設(人工リーフ)による海岸保全施設整備を図るものであります。

2.人工リーフ施工について
 人工リーフの施工を昨年度に引き続き、金沢港大浜岸壁より函体の積込・運搬し、小松市浜佐美地先において据付を行い、実施中であります。この人工リーフは「トラップ式ダブルリーフ」という新型人工リーフであり、その特徴として函体ブロックをプレキャスト化することにより、工期の短縮を図る工法であります。この函体ブロックの据付施工を下記のとおり予定しております。

3.函体ブロック据付施工内容
○施工期間
 ・平成18年7月18日から27日を予定(天候により変更有り)
○ 工事見学場所
 ・函体据付(小松市浜佐美地先: 小松人工リーフ工事箇所)
  平成18年7月22日(土)午前10:00〜15:00予定
 ※工事見学会問合わせ先(問合せ時間 : 8:00〜17:00)
   TEL(0761)23-2506【(株)吉光組浜佐美作業所、担当:西田、東】
   TEL(0761)24-5151【(株)吉光組本社】
○ 施工業者
 ・小松人工リーフ(その1)工事:加越・灰田経常建設共同企業体
 ・小松人工リーフ(その2)工事:横山・豊田経常建設共同企業体
 ・小松人工リーフ(その3)工事:(株)吉光組
○ 施工機械
 ・函体積込時大型起重機船 3,000t吊クラス
 ・函体据付時起重機船 500t吊クラス:2台 + 3,000t台船:1台

《別紙》
小松人工リーフ(函体ブロック)据付 【PDF:317KB】
新型トラップ式ダブルリーフ「函体ブロック」据付方法 【PDF:339KB】
小松人工リーフ工事見学会場所(小松会場) 【PDF:381KB】