白山砂防女性特派員

特派員の意見と感想
  第7回
平成15年5月27日(火曜日)

●石川海岸と手取川河川整備事業見学




 今日は下流域を中心に見学した。
 山には山の自然災害があり、海には海の自然災害があることを目の当たりにすることができた。人工的な装置(消波ブロック)等でかなり砂があつまってくることがわかった。
 資料を見てすぐに、美しい模様を描いている砂浜に注目した。地すべり災害同様、高波などの災害をいかにして防いで、自然現象の砂や小石を所定の位置に戻すことの大変さを感じました。
 公共工事がなぜ大事で必要なのかということがわかった。
 また、「海と遊ぼう」というキャッチフレーズをかかげてあるが、危険を認識しないで遊ばずに、なぜここは危険なのかを知った上で思いきり自然をみんな体感して欲しいと思った。(K.N)




 手取川の見学は短時間で、名所(隠れた)めぐりという感じでした。今度、友人や家族で来てみたいという感じでしょうか。
 離岸堤はコンクリートがむきだしで、ただ積み上げられているのに昔からあるからとか、それによって浸食を防止しているので景観に問題はないというのはちょっと疑問でした。それならば、堰堤だけが、景観をこわしているといわれるのはちょっと心外です。それによって自然に優しい構造物を考え出したりして、やはり、自然と共存していけるのが一番だと思います。
 班活動は、前が見えなくて不安でした。ですから、グループ活動が最後となる今日は是非参加しなければと思っていました。
 地すべりフォーラムでの方向性も少し見えてきましたので、ホッと一安心です。
 国交省の中の移動も多く、不安も感じていましたが、皆さんで知恵を出し合って楽しく頑張って生きたいと思います。
 前向きでいれば、アイディアもいろいろでてくると思いますし、他の活動も素晴らしくて今後楽しみです。(N.Y)



本屋操さん作 白山砂防女性特派員
マスコットキャラクター案です。


 手取川の河口付近における海岸と河川の現地見学では、海岸の砂浜の浸食を防止するためにいろいろな離岸堤を作って現在では砂浜が復元されつつあることがわかりました。
 最初、トンボ口が形成されて、そのトンボ口がだんだん砂浜を形成してゆくメカニズムがよくわかりました。また、よみがえった砂浜にコミュニティ施設を整備して市民が親しみやすい海岸を作っているという現状にも感激しました。  今後は、コンクリートブロックが景観上あまり良いイメージではないので、もっと自然石を使ったりしてはどうでしょうか?
 手取川ダムと海岸の関係も良く分かるようになりました。
 来月は尾口村周辺ということでますます楽しみです。(M.H)



(注)第8回6月の特派員研修会は、尾口村・尾添川の流域現地調査が
予定されていましたが、台風の為中止となりました。


 今日は途中参加でした。
 鶴来のレッツに来るまでの途中、手取川の「かすみてい」を見ました。以前から何だろうと思っていたことがやっと理解できました。昔からの人達の知恵ですね。
 また、グループでのアクティビティでは私達はマップ作りをしました。白峰村の穴場のマップを作り、楽しかったです。(K.T)



白山砂防女性特派員
マスコットキャラクター案です。
滝下麻衣さん作


 今日は、盛り沢山で、何を書けばよいのかわからないほど。松任海岸ではCCZの意味を知り、根上海岸では波のすごさを知る。離岸堤の大切さと、その景観をもう少し、考えればよいと思う。(S.N)




 今月のグループ討議は、意見を出し合うだけでなく、よくまとめられていて、とても順調だった。
 今回作ったマップが出来上がり多くの方々に散策してもらえる日が楽しみです。
 徳光海岸や、石川海岸での離岸堤の効果は目に見えてよくわかり、驚いた。でも、試験的にしたので、様々な不都合が生じ始めていることを知って、何事も一長一短でよい効果だけを求めるのは難しいと思った。
 かすみ堤はよくできたシステムだなぁと感心した。(M.T)





 今日は、徳光海岸、根上海岸等を見学しました。離岸堤は見た目はあまり良くありませんが、浸食を防ぎ、砂浜が回復することにより、またより多くの人々に利用され親しまれているので、その重要性を強く感じました。(K.A)




 本日も楽しく参加させていただいております。今日は海岸と川をテーマに勉強しました。浜辺のないところに浜辺ができるようにするとか、びっくりするやら感心するやら学びが多い一日でした。日本の技術はすごい!
 川北町の水辺の学校プロジェクトの堤は、あまりにも整備されすぎていて…もう少し自然を残してあってもいいような気がしました。(K.M)



木村加寿子さん作 白山砂防女性特派員
マスコットキャラクター案です。


 松任の徳光海岸の浸食を防ぐ為に設置された離岸堤を見学し、昔の砂浜を再生しようといろいろな努力がなされていることを知り、とても勉強になった。(C.Y)




 今日はいつもよりすごーく楽しくすごせた気がします。グループ毎になって個性が出てきた感じですね。でもみんな白山砂防のことを思って進めているんだな〜と思います。
 笑いの多いのが私達白山砂防女性特派員のいいところみたい!
 現場見学では人間の力VS自然の力が感じられました。
 海岸だけじゃなく、山、河川でも同じ事がくり返されているんですね。頑張れ、人間、頑張れ、自然!!  (M.N)



途中で石川ルーツ交流館に寄りました。


 石川海岸や河川環境整備事業の現場を見て国、県、市町村が一体となって治水、防災、人災等に考慮しながら、偉大な工事をしていることがわかった。それには明治以来の洪水、災害、特に昭和9年の災害の経験をもとに考えられたことであり、必ず多くの人の犠牲のもとに作られたことを身にしみて感じました。
 また、手取川の河川敷を有効に利用していることにも意義があることと思う。(M.M)




 石川の海岸は自然と人間の力比べといった感じで人の努力に感動し、自然の大きさを感じた。
 グループ討議は無事新しいユニフォームも決まり、9月の地すべりフォーラムについても前進し、よかったと思う。  砂防特派員も後わずかになり、寂しく感じる。せっかく仲良しになれたのに… (K.Y)



白山砂防女性特派員
マスコットキャラクター案です。
中越真子さん作


 今日は、CCZや川北等とても身近にある施設だったのですが、知らないことが多かったことに気付きました。「テトラポット」と子供の頃から呼んでいたのですが、「離岸堤」や「人工リーフ」等、いろんな設備により、海岸が守られていることを再認識しました。また、砂防で土砂を止めることにより海の砂浜の砂が減る要因になるということも知り、山→川→海とつながっていることをとても感じる日でした。
 午後のグループ討論も、好き勝手言わせてもらったのですが、みんなのいろんな意見も聞けて、とても楽しく、また、ホームページの完成が非常に楽しみです。(E.S)




 松任CCZでは、離岸堤が何故何の為にあるのか初めて分かり、はずかしい話ですが、子供が海水浴でおぼれないようにする為のものくらいに思っておりました。海岸の砂が、白山の堰堤が砂も流されないものとなって以来減ったことや、また、海岸線を美しく保つ為にこれほど色々な分野の方が関わっていることがわかり、改めて大きな視野で山から川、海にわたるまで、一貫した方針で守ってゆくことが大切と思いました。工事については、ほんの少しの計算ミスも、大きな誤算となり、取り返すのがむずかしいような自然破壊を起こすのだなあと実感しました。(K.K)





 砂浜を守る為のメカニズムや工夫等聞かせていただいて、テトラポット等の役割がよくわかった。こわされた自然を取りもどす為の努力がなされていることも知った。
 川北の桜つづみも工夫されて、いこいの場作りがなされていて都市では考えられないゆとりがあってうらやましい。
 グループに分かれての活動はみんなの隠された才能が発揮され、楽しかった。最後に白峰の西山あたりに記念植樹をしたらと思いますが。(H.N)




 砂浜がなくなっていくのは、砂防ダムの建設が大きな原因だと思っていましたが、潮の流れや海岸の砂の移動なども原因として考えられることが説明でわかった。
 根上町の防波堤のこわれた現場を見て、自然の破壊力の大きさがすごい、と思いました。
 手取川河川敷にいろんな親水施設が作られているところを見て自然と親しむ空間が大切だと、改めて思いました。もっと多くの人に知ってもらえるように何か上手にPRできたらいいと思いました。(T.T)



本屋操さん作 白山砂防女性特派員
マスコットキャラクター案です。


 海岸の砂に対する砂防の影響ということで、河川というものは山から海まで大きな役割や作用を担っているのだと思った。山の方で良くても、海の方に悪影響を及ぼすのなら試行錯誤をくり返しながら技術も進歩させていかなければならないのだと分かった。砂の流れやテトラポットの素材も研究しながら、また、離岸堤が思わぬ効果があったというお話もおもしろかったです。
 波の力の大きさ、小舞子海岸で実感しました。河川や海の水の力ってすごいですね。(Y.K)







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