白山砂防女性特派員

特派員の意見と感想
  第4回
平成15年2月17日(月曜日)

●白山地域の植物特性に関する学習会

●講師● 古池 博氏(石川県地域植物研究会)

●手取川に生息する動物(主に魚類)に関する学習会

●講師●

佐野 修氏(いしかわ動物園)





 本日は勉強をしましたね。
 植物も動物もそうしなくてはならない。また、そうならなくてはならない様になっているのですね〜。人間が人工的に使っているものは自然に対してプラスなのかな〜と改めて考えさせられました。
 植物も動物もなんと頭の良いことか、私たちも自然の中で勘を取り戻そう。 次回へ期待します。(K.M)




 本日は専門的な勉強をさせていただき、貴重な一日でした。自然といっても原始自然と二次的自然(人工的な)があることを知らずに使っていました。
 長い目で見た自然とはなにが大切か考えさせられます。
 砂防関係法規もくわしく知らずにいたので資料をいただき改めて知識を深めた次第です。
 手取川流域に住む魚についても掘り下げた講義を受けることができ、表面的な生活に利便となる工事環境作りにのみ理解してきましたが、生息する動物、植物、魚等に対する配慮が今少し足りなかったと実感しています。地区では昨年より、蛍の住む場所を作り、守っています。(M.M)




 今日は1日みっちり講義を聞けたので本当に良かったです。午前も午後も話の上手な先生で、楽しく自然について少しですが、学べた気がします。現場には行けない時間というものがあるので、砂防に関しての知識を蓄えたいと思いました。今日、講義をしてくださった先生達は、日頃から、いろいろな調査等をしている方なので、その先生達も日頃どのような研究をしているかも一緒に情報発信できれば…とも感じました。(E.S)



ニッコウキスゲ


 今日は午前、午後とも自然のこと、とっても興味深く聞きました。
 もっと自然のことを知りたいと思います。ありがとうございました。(K.T)




 午前中の古池先生の講義は、砂防についてはあたりさわりなく、「山が崩壊するのは植物にとってはいい事なんです。」という観点からのお話が主だったように思うのですが、午後からの佐野先生のお話では、砂防ができる事によって河川の魚や藻や鳥の生態に大きな影響が出るので、その辺りの利害がある物なのだなあと改めて考えさせられました。
 どちらの話も興味深く聞くことができ、勉強になりました。
 私もいろいろな観点から砂防を考えてみたいと思います。
 魚道の勉強をしたいです。(Y.K)




 砂防講座がとてもためになり、もう少し時間をかけて、わかりやすいとうれしい。今日の講義は専門的でやや堅めでもう少し軽めのが希望です。勉強にはなりましたが…。(K.Y)



キヌガサソウ


 午前・午後ともわかりやすく楽しい勉強会でよかった。
 会場が近かったこともあり、時間いっぱい使ってのゆとりのある1日で充実した内容だった。ホームページの作成は個人が書き込むのか?グループ別になるのか?各回後に書き込みをするのか?いつから行う予定ですか?次回決める時間をとってほしいです。
 天気が良くなったら、現場見学、白山登山等、外での活動を主に行って欲しい。(T.T)




 今回、白山、手取川の植物、魚類についてのお話を聞いて、何気なく見ていた周りの環境が実はとても器量な姿だと学ぶことができて本当に良かったです。
 砂防により、人間社会で利益であることが動植物にとっては、その逆である事の方が多いのですね。
 砂防法は明治に主に治水の目的でできたそうですが、現在では環境を重視し、人間と自然が共存する姿をもっと考えて行かなければと感じました。
 とても有意義な時間をありがとうございます。(Y.S)




 今日は一日中先生方の非常に楽しい話を聞くことができました。
 先生方と共に白山登山や現場見学をし、直接ふれることができれば勉強になるし、また良い思い出になるのではと思います。
 次回を楽しみにしております。(K.A)



ミヤマタンポポ


 女性特派員活動は一年経つと総入れ替えになるのでしょうか。
 参加してみて初めて知ることばかりの私ですが、メンバーの中にはかなり詳しい人もいます。そういう意味ではグループ活動がいいかと思います。
 また、女性はかなり熱心に取り組むところがあるのが長所です。(私は例外ですが)そういう意味でメンバーは入れ替わっても気長に一貫性のある事柄があると良いのではないかと思います。
 楽しく参加させていただいているのですが、回数を重ねるたびに、砂防とは奥深い専門的な分野だと思うようになりました。
 植物の植栽等は、思っていたよりいろんな大事なことがあることがわかり、興味本位ではとんでもないことになると本日感じました。広い意味でとても勉強になります。(N.K)




 植物、魚類について専門的な話など、時間を取って聞いたことがなかったので、新鮮で興味深い体験ができ、ありがとうございました。
 名前も区別もほとんどできない状態ですが、これを機に興味を持って勉強していきたいと思います。
 個人的に、魚道のメンテナンスが必要とお聞きしたので魚道の砂の除去、水量の確保を兼ねて遡上調査を含めて観察会などができたらいいなと思います。
 情報発信については、皆さん最初は抵抗があるかもしれませんが、始めれば、勢いに乗れると思いますので、負担にならない程度にまずは始めることが大切だと思います。(N.Y)



テガタチドリ


 頭の中に残っているかどうかはわからないけれど、今日は勉強らしい研修会で少し賢くなった気がします。
 最初に思っていたよりも、白山にはいろんな問題があるんだと思いました。今日はその中でもふもとの地域への影響(陸上だけでなく河川においても)あることがわかりました。ありがとうございました。(M.N)




 今日はお二人とも面白い話でよかった。
 一年は短いと思った。もっと長いスパンで活動したい。
 ダムのまわりに草を生やしていくのは困難なのだなぁと思った。いろいろ準備が必要。また、ダムを草等でおおってしまうとメンテナンス等やりにくいのではと思うがどうなんでしょう。(H.N)




 私は動植物が好きなのでとても興味深い話で楽しかった。かなり学問的な内容もあり、イラストもあり、勉強になったし、見た目も楽しかった。
 また、ほかにも砂防をテーマとして活動している団体があることを知り、私たちも、もっと活発に活動して、もっと砂防の大切さ、白山についてをPRしていかなければならないと思いました。(M.T)



ミヤマシシウド


 今日の植物学の先生のお話では、300年とかの長いスタンスで考えましたので、自然は自然にまかせて、という結びだったと思うのですが、昭和9年の手取川大災害のようなことにならない最小限のことは必要と思っています。私は、例えば高山帯には絶対生息しない植物とか、自然に滅びてしまうもの…とは思っていましたが、私たちのあと生きていける年限も40年くらいですが、なにもせずにいるというものも何なので、とにかく後生のやっかいになるようなダメな事はしないで、少しでも芽の出るようなことは、小さな事でも思いつきでも種まきしたいですね。昔ながらの自給自足の生活が一番なのかな…とも思います。やっぱり山村で老後は畑などしながら、自然と共に生きたいですね。
 ダムのことはいろいろ教えて頂くほどに、本当になにがよいことか、例えば冷たい水しか流せないと分かった時に、手取川ダムはいいダムなのに、そう思い込んでいたのに、福岡の方ですか?ダムを2〜3年後に取り壊す話もニュースで見ました。ちょっと混乱してきましたね。
 やはり地域によって差別するわけではありませんが人の手つかずのところもあるべきと思うし、そのうち別の火山が爆発して、新たな山から裸地に芽が生えて……と、今日の感想はこんな感じです。とりとめもなく申し訳ありません。登山に行ったらせめて落ちているごみを拾って下山します。どうも私にはこのくらいのことしかできそうにない気がしてきました。(K.K)




 動植物の生態系と地球環境との相互関係、相互作用について学ぶことができてとても有意義でした。中でも白山の花の最盛期が2度あるのも土砂崩れの為だと知り、今更ながら自然の摂理の素晴らしさに感動しました。(C.Y)



オンタデ


 今回は、白山地域の植物の特性と手取川に生息する動物に関する学習会でとても内容の充実した講習会でした。なにも知らない私ですが、これからもっと自然に関する知識を深めたいと思います。いろんな人の意見が聞けて良かったです。今後ともよろしくお願いします。(M.H)




 知るほどに砂防の大変さが。今日は植物や川魚の生態系をよく勉強させてもらいました。砂防とのつながりなど、興味深い。一日の研修はとても有意義な事だと思う。(S.N)







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