白山砂防女性特派員

特派員の意見と感想
  第3回
平成15年1月29日(水曜日)

●白峰村の暮らし・歴史に関する学習会


    ●講師● 永井 隆一氏(白峰村村長)




 私たちに出来ることから…ということで、私は白山登山をするときは、ズックの底についた下界オオバコ等の種子を持ち込まないよう、消毒して登山するとか、川の水を汚さぬように、台所の油ものはボロ布等で拭いて、(燃える)ごみとして出し、洗剤を出来るだけ使わぬようにしています。あとは新聞、ホームページ用の作文作り、植物の苗を植える等の手伝いをしたいと思います。また、白峰のお祭り等にバザー等の協力がいるのであれば、させていただきたく思います。(K.K)




 今回は朝から大雪で交通機関もマヒし、改めて自然のすごさを感じさせられる日でした。村長ととても身近にお話を聞けたのも良かった。
 みんなで何をしたいかの話があった中で、植生について詳しい先生にぜひお話を聞きたいです。そして5人程度のグループに分かれて自分たちの言葉で情報発信出来ることを楽しみにしています(E.S)




 「今後の会の内容について」
 見学は、楽しく知識にもなってとても有意義です。しかし、先程も申し上げたとおり、砂防についての学びがとても浅いので例えば毎回30分程度、勉強というか知識を深める時間を作ってくださると少しずつかしこくなれるかなぁと思います。(Y.S)





 白峰村村長のお話は時間が足りずとても残念でした。もっと白山の歴史、白峰村の生い立ち、能美郡から石川へ移った事等聞けたら良かった。福井から石川へ白山所有が移行したこと、国の管理のもと白山を維持しておられる問題点、ありがたい点なども。
 砂防工事の必要性をもっとPRしたいけど何か方法はないか?
 自然の恵みは当地当時期は「雪」であるが、冬のイベントとにとり上げたのはよろこばしい限り。
 手取川の伏流水で、おいしい米、野菜、果物、酒、ビールができれば夏場の研修の回り道に工場見学などいかがでしょう。
 雪の多い白峰の村人達の生活の知恵を知りたいと思う。(料理、暮らし、身を守ることなど)(M.M)




 今日は昨夜からの積雪で、1m以上の大雪でした。春になって一斉に草や木が芽吹く当たり前に思える現象の裏には私たちにとって危険な土砂崩れなどがひっそりとかくれていることを知らされました。今後の研修が楽しみです。
 真冬のまるごと自然体験村での研修に参加できたことは、それだけでも貴重な体験です。四季を通して白山のふもとに訪れてみると、自然のおりなすドラマを目の当たりにすることが出来るでしょう。(N.K)




 白峰村長さんのお話、白峰の歴史はおもしろかった。
 時代によって洪水の影響や原因が違うというのは興味深かった。また、白峰より下流の方が被害が多い場合もあったということで、砂防は上流域のためだけではないと思った。
 今後の活動については月1回ではなく、日曜等に活動できる日もあるので白山砂防をもっと歩いて取材をしたり、草を生やしたりしたい。(H.M)





 白峰の雪ダルマ作りに参加出来なくて残念でした。
 次回からもう少し意見交換会の時間を増やしてもよいのでは?
 季節の良い頃に登山や河原、村内なども歩いてみたいです。(T.T)




 永井村長のお話は時折質問もあったりしてディスカッション風でよかったと思う。
 雪だるまを作れなかったのは残念だった。
 活動内容をホームページに載せたり、報告書を作りたい。(M.T)




 特派員になって毎回楽しく現場見学させて頂いてます。
 いつも職場の仲間や友達に話すと体験したことは伝えられるのに、自然を守る大切さを伝えるのが下手で、いまいち周知できていないみたいでショックです。白山も私たちと同じで生きている。だからこそ弱いところもある。その弱っている事を、人の手で守ることを体験し、学び、一つでも多くの事をまわりの方々へ知らせていきたいです。
 P.S うまく伝えられるかな?(M.T)





 永井村長より、白峰村の歴史等のお話を聞き、杣取権(そまとりけん)をめぐる対立など山独特の歴史を感じました。
 他の方と比べ、私は白山砂防や自然に対し、まだまだ認識不足で、恥ずかしいばかりですが、一人でも多くの人に砂防について知ってもらいたいと思っているので、わかりやすい資料を作れたら良いなあと思います。資料を作ることにより、自分たちも砂防の知識が深まるかと思います。(K.A)




 村長の話では、白峰村の歴史、村の古老の実体験等々、山も暮らし方を知りたいと思いました。また、これからの私たちはどう活動するかということで、植樹も良いのですが、あちらこちらでしているのを耳にします。私たちにしかできない何かをしたい。

  例 ・手取川を下流から上流に向かって観察しながら歩く。
    ・手取川で採れる石の見学
    ・手取川がもたらす農作物を…         (K.T)




 今日も来て良かった。村長さんのお話も良かったし、「えい」の謎も解けた。お昼も大変おいしくいただきました。なによりも今後の活動、情報発信について大筋の柱が見えてきたことが一番の収穫かな?
 次回もよろしくお願いします。(K.M)



「えい」……「聞きがき抄 昭和9年水害誌 はくさんおんせん」(白峰村教育委員会・発行)の102〜103ページに記載されている、「えいごま」について特派員から質問がでており、調査の結果「荏胡麻」(えごま)のことであることが判明しました。



 白峰の歴史が解り、何度も水害を受けているとのことで、砂防の大切さが身にしみた。旧尾口との利権争いの件は興味深かった。
 今後の活動については、インターネットを利用しての活動報告はgoodだと思う。(K.Y)







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