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昆虫類
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モンカワゲラ
【Calineuria stigmatica】
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(カワゲラ目カワゲラ科)
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生態情報
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からだの特徴
からだの大きさが17〜22mmぐらいの大きなカワゲラです。からだの色は黄褐色から黒褐色です。幼虫は30mmぐらいの大きさで、平たいかたちをしています。からだの色は黄色で褐色の模様があり、頭の中央部分にはW字型の模様があります。
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すみ場所
北海道・本州・四国・九州に分布しています。きれいな河川の上流にすんでいて、幼虫は水の中で、成虫は陸上で生活しています。幼虫は流れのやや速い場所の石の下からみつかります。
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生活のようす
成虫は年1回発生し、夏にみられ、夜は明かりに飛んできます。はっきりした生活のようすはわかりませんが、一般にはカワゲラの仲間の成虫の寿命は2週間ぐらいと短く、餌も食べません。一方、幼虫の期間は2〜3年ぐらいと長く、水の中の小さな虫などを食べていると考えられています。
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参考
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河川環境をみるうえで指標となる虫で、「きれいな水」にすむ種類とされています。
カワゲラの幼虫はからだの大きい種類が多いため、よく渓流釣りの餌にしよう使用されます。
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