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哺乳類
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カモシカ
【Capricornis crispus】
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(ウシ目ウシ科)
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現地撮影
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生態情報
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からだの特徴
からだは70〜80cmくらい、体重は30〜45kgほどの大型の哺乳類で、ウシに近い仲間で大人は15cmくらいの角を持っています。全身が灰色、灰褐色の長い体毛に覆われ、足は太くてずんぐりしています。
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すみ場所
本州・四国・九州に分布し、多くは山奥の森にすんでいます。特にブナやミズナラなどの森やその周辺の岩場がおもなすみ場所です。
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生活のようす
出産は年1回に1頭を産みます。出産期は5〜6月ころです。 1頭で生活をすることが 多く、群れを作ることは少ないです。 食べ物は植物質で樹木の葉、草類、ササ類などを食べます。また、どんぐりなどの木の実も好物です。
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参考
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『文化財保護法』によって「国の特別天然記念物」に指定されています。
見通しのよい岩場などで見かけることが多く、哺乳類のなかでは比較的近くで観察できる種類です。北風に粉雪の舞うような天候でも、岩場の上に長時間たたずむすがた姿は感動的です。
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