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哺乳類
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ツキノワグマ
【Selenarctos thibetanus】
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(ネコ科クマ目)
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現地撮影
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生態情報
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からだの特徴
からだの大きさは120〜150cmの大型の哺乳類です。全身黒色で胸に白い三日月模様が特徴です。三日月模様のない個体もまれにいます。
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すみ場所
本州・四国に分布しています
(九州ではほぼ絶滅)。森林が続く限り、海岸線から標高3000mの日本アルプスの高山帯まですんでいます。
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生活のようす
出産は冬眠中の2月ごろ頃に1〜2頭前後の仔を産みます。昼夜問わず活動と休息を繰返し、行動する時間帯は個体によって異なります。人間の生活場所に出没することも多いです。冬眠は11月下旬〜12月にかけて大木のほら穴や岩穴にこもり約5〜6ヶ月間冬眠します。雑食性でおもに樹木の芽や実、草本類、虫を食べます。
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参考
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生態系の上位種でその地域を代表する動物です。クマも人間が怖いので、人間がいるとわかると、クマが逃げます。クマに出会わないために鈴・ラジオなど音の鳴るものを携帯して、事前に人間の存在を知らせましょう。農林作業やハイキング、山菜採りなど等で山林に入るときは、とくに注意して下さい。
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