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哺乳類
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ニホンリス
【Sciurus lis】
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(ネズミ目リス科)
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現地撮影
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生態情報
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からだの特徴
からだの大きさは16〜22cm、お尾の長さは14〜17cmです。手足と指が長く、鋭い爪があります。夏毛の背面は赤褐色、 お腹の面は喉から下が白色でお腹の両脇は 鮮やかな栗色になり、目に白い縁取りがあります。冬毛は灰褐色でお腹の部分はまっ白で、耳の先にはふさふさした毛が伸びています。
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すみ場所
本州、四国、九州、淡路島に分布しますが、西日本には少なく、九州では1970年代以降の確認がありません。日本固有種です。平野部から亜高山帯までの森林にすんでいます。特に低山帯のマツ林に多くすんでいます。
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生活のようす
出産は1年に1〜2回、春から秋に2〜6頭の仔を産みます。おもに樹上で 生活しています。餌はドングリやマツの実、花や果実、きのこ類など植物質を 主食とする他、虫や小鳥の卵なども食べます。小枝や樹皮などを使って樹上の枝のあいだ間に球状の巣を作ります。
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