登川流路工記念碑
開村以来幾年月の水災害との戦いを経て戦後
相次ぐ大型台風による水害を何とかまぬがる
べく昭和四十一年改修促進期成同盟会を設立
発足以来もっぱら関係機関に陳情活動を続け
以って昭和五十年用地測量五十一年着工され
以来十五年間着々とその成果を挙げ本年よう
やく計画の80%の完成を見るに至りました
この間五十六、七、八と連続して大水害に見舞われ
工事関係者及び湯沢砂防工事事務所各位の
御努力は言語に言いつくされません
深く感謝の意を表すものであります
当会の発足以来二十五周年を迎えこの喜びと
又今后の地域開発促進の一助となすべくこの
碑を建て永く関係者の熱意と努力の成果を
顕彰するものであります

  工事概要
 延長 五千八百五十米
 巾員 七〇米
 床固工 四十六基 帯工十二基
 用地関係者五十五名 共有地関係四部落
 総工事費 約金壱百参拾億円也