平成24年11月29日(木)13:30〜15:45にかけて、庄川・小矢部川地区安全対策協議会の第5回安全パトロールを実施しました。
今回の安パト対象工事は、小矢部出張所管内の「坂又川排水樋門新設工事」と「岡田排水樋管撤去工事」で、砺波労働基準監督署の飯澤署長様にも出席を頂き、総勢22名で行い、福岡防災ステーションで安パトの反省会を行いました。
◆安パト結果
1.飯澤砺波労基署長
【良かった点】
○ 現場内の整理整頓されている。
○ 体制、保安施設、現場環境、仮設物、機械、電気設備に関して、労基署(労働安全 衛生規則)の立場で指摘を行うことはない。
【改善等が必要と思われる点】
● 進入禁止表示の明示を増やしたり、夜間表示を判りやすくすることが望ましい。
● 堤防天端の切土路肩への進入禁止措置を今より万全にした方が望ましい。
● これから冬期施工となることから、安全管理・安全対策に十分留意して施工を進め て欲しい。
2.会員
【良かった点】
○ 現場内の整理整頓されている。
【改善等が必要な点】
● 現場に設置されている緊急資材倉庫の外側にも備蓄している資材の一覧表が掲示さ れていることが望ましい。
● 堤防天端の切土路肩への進入禁止措置としてカラーコーンを設置することが望まし い。
● 切土法面の監視を徹底して築堤盛土を行うこと。
● 発動発電機の側に消化器を設置しておくこと。
● 発動発電機のアースを確実に設置しておくこと。
◆飯澤砺波労基署長様からの講話
砺波労基署管内での労働災害の発生状況、はしご・脚立の安全使用の徹底、労働災 害発生時の正しい報告・事務処理、平成24年度年末・年始労働災害防止緊急対策の 実施(富山労働局)について、資料に基づき説明を頂きました。
最後に、冬期施工となること、年末・年始となること、年明けからは追い込みとなることから、進捗を図ることに主眼がおかれ、安全管理・安全施工が疎かになりがちとなるので、気を引き締めて無事故・無災害で工事を完了させることを出席者全員で確認して安パトを終了しました。