平成24年7月19日(木)14:30〜15:30にかけて、庄川・小矢部川地区安全対策協議会の第3回安全パトロールを実施しました。
今回の安パトは、協議会役員8名で実施され、対象工事となる小矢部出張所管内の「坂又川排水樋門新設工事」の現場には事前連絡(抜き打ち)をしないで行われました。
◆安パト結果
【良かった点】
○現場内が整理整頓されている。
○工事施工区域の立入禁止措置がしっかり行われている。
○工事関係車輛の車止めが確実に実施されている。
【改善等が必要な点】
●出水期間であることから、河道内に仮置きされている建設資材の流出対策を講じておくこと。
●仮締切内の水を河川へ排水する際には濁水処理を行うこと。
●現場事務所や現場に設置されている消火器の点検を実施すること。
●発動発電機等のアース棒はしっかり地中に埋め込むこと。
●緊急時連絡先の記載内容について注意をすること。
●ワイヤーロープに点検実施の有無が判るように巻いているビニールテープは、はっきり判る巻き方をすること。
●敷鉄板と土砂の隙間を無くすようにすること。
●立入禁止明示用トラロープを堤防裏側にも設置すること。
●使用しない重機は必ず施錠すること。
●クレーン仕様バックホウは、「車輛特定自主検査(安衛法第45条第2項)」と「移動式クレーン特定自主検査(クレーン等安全規則第76条1項)」を行うこととされており、現場内の重機を確認したところ、検査済ステッカーが貼付されていない重機があるので、点検実施の有無を確認すること。
最後に、梅雨明けしたので暑さが増すことから熱中症対策の徹底を図ること、洪水対応に万全を期すこと、無事故・無災害で工事を完了させることについて、各現場に徹底することを確認して安パトを終了しました。