富山河川国道事務所では3月5日(火)に水防連絡会幹事会を開催しました。
水防連絡会は、県・市町村等の関係機関が水防に関する情報を交換し、洪水時における迅速かつ的確な水防活動に資することを目的として、活動を行っています。
今年は富山県置県130年の節目の年です。富山県は、明治時代に治水事業の推進を掲げ分県をすすめたように、歴史的にも水防の重要性が大変高い県です。近年でも平成16年に神通川・庄川で平成20年に小矢部川で過去最大の水位が観測される大洪水がおこっており、平成24年には高岡・滑川で豪雨が降るなど、災害はいつ起こってもおかしくはありません。
災害に対応するには、日頃から関係機関が連携し、情報連絡を密にしておくことが欠かせません。幹事会当日は、富山県、市町村、電力会社などが集まり、洪水予測に関する取り組みや見やすい洪水予報など、最近の水防に関する話題について話し合いました。これらからの雪融け、その後の出水期に向け、富山河川国道事務所では、水防体制を整え、準備を進めています。