富山河川国道事務所では出水期に備え、6月17日(月)に管内4河川(常願寺川、神通川、庄川、小矢部川)の「緊急的な災害に対応する協定業者」(県内の建設業者21社)と、洪水時の重要危険箇所や災害発生時の緊急対策工法について意見交換会を行いました。
富山県における近年の大雨の特徴、水防に関するインターネットでの情報収集、堤防決壊時の緊急対策事例などについての報告がありました。
また、協定業者と、1富山河川国道事務所で備蓄している各種水防資機材の整備充実、2近年の工事機械の大型化に伴う堤防道路幅の拡幅や運搬経路の舗装や回転場の整備などによる安全性の向上、3担当技術員の防災技術向上に活用するための資料の整備 等について討議を行いました。
最後に、北陸地方防災エキスパートから「過去の災害体験談」についてと題して県内河川(黒部川、常願寺川、庄川)の災害事例などについての講演がありました。
富山河川国道事務所では、災害発生時の対応体制を整備し、これからの梅雨や台風等に備えています。