平成24年9月28日(金)、富山市の岩瀬カナル会館において、工事現場における建設労働災害の撲滅と工事関係者の安全意識の高揚を図る取り組みの一環として、工事関係者、監督職員等約200名の参加のもと、『富山河川国道事務所建設労働災害防止大会』を開催しました。
大会では冒頭、工事安全対策協議会会長の氏家富山河川国道事務所長より「現場はこれから冬期に向かい工程的にも忙しくなるが、今一度安全管理の原点に立ち返り、関係者一丸となって、事故防止に取り組んでいきたい」との挨拶の後、富山労働局より『建設業における労働災害の防止について』と題し、富山県内の労働災害の現状等について講話を頂きました。
その後、工事安全対策協議会幹事長から協議会活動報告、地区協議会代表として常願寺川・神通川地区と高岡地域道路地区の協議会会長から地区活動状況や活動計画等の報告が行われました。
また、本年度の安全管理優良受注者表彰を受賞した4業者が、安全対策の取り組み事例を発表し、最後に施工業者代表より『安全重点目標』、『安全宣言』が力強く読み上げられ、今後の建設労働災害防止の再確認を参加者一同決意し、安全意識を高めました。
工事現場は常に危険と隣り合わせの状況にあります。安易な行動や一瞬の気の緩み、慣れによる油断が重大事故につながりかねません。
この大会での事例報告等も参考に、発注者、受注者が一体となって工事現場での「無事故・無災害」をめざし、建設労働災害防止の取組みを実践していきたいと思います。