平成24年6月10日(日)に河川ボランティア団体「河川環境を守り隊」の活動がスタートしました。
「河川環境を守り隊」は、特定外来種「オオキンケイギク」の駆除を目的に、富山県立中央農業高校の先生と生徒を中心に結成されたボランティア団体です。立山町や富山河川国道事務所が活動の協力、支援をします。
当日は、まず中央農業高校の石黒先生から、花やくきの途中からではなく、根から抜くように指導があり、立山町泊新(常願寺ハイツちかく)の河川敷に移動しました。
思ったよりも黄色い花が群生していて、また、背が高い草でもあるのであっという間にゴミ袋がいっぱいになりました。
今回は2時間ほどで作業終了、見渡す範囲のオオキンケイギクを駆除しました。
オオキンケイギクは、北アメリカ原産で、繁殖力旺盛なことから、日本固有の植物の生育に悪影響があり、特定外来種に指定されています。
しかし、大きくてきれいな黄色い花をつけることから、あちらこちらで駆除されずに咲いています。
河川の中でも、種が飛んできたりして生育が確認されています。
「河川環境を守り隊」は、生育状況を調査し駆除するとともに、オオキンケイギクは特定外来種であることを広く知ってもらおうと活動を続けていきます。