12月5日(木)に富山県建設会館において、富山県建設業協会の主催により、情報共有システム(以下「ASP」という)に関する説明会が開催されました。
今回の説明会は、同協会が、施工現場におけるASPの利便性等について、会員である富山県内の建設会社の理解を図ることを目的に企画したもので、講師として、日常の業務で同システムの導入工事に関わる機会が多い富山河川国道事務所の餘久保能越国道出張所長が説明を行いました。
約1時間の説明会では、まず、建設産業におけるICT(情報通信技術)の活用例として、ASPを中心に、CIM(公共事業への3次元データモデルの導入・活用)や情報化施工について説明があり、その後、会場のパソコンから実際にインターネットに接続してのASPの実演説明が行われました。
参加した建設会社の役員は真剣にメモを取りながら説明を聴き、「ASPにおけるデータ連携仕様の標準化時期はいつ頃か?」、「ASPの利用料金は提供ベンダーによって異なるのか?」、「情報化施工の機械・機器調達にはどの程度の初期投資が必要なのか?」といった活発な質問が寄せられました。