積雪地域の社会経済や日常生活にとって、円滑な道路交通確保のために道路除雪は欠かせません。
富山河川国道事務所では、平成25年11月1日〜平成26年3月31日の間、『道路雪害対策支部』を設置し、富山県内の国道8号、41号、156号、160号及び470号(能越自動車道)の5路線、総延長219.6kmを8つの除雪工区に分け、79台の除雪機械により、道路管理カメラや気象情報収集機器を活用し、迅速及び的確な除雪作業を行います。 11月1日(金)に富山除雪ステーション(富山市中島)で除雪出動式を行い、今冬の除雪作業に備えて決意を新たにしました。除雪出動式に先立ち、富山河川国道事務所玄関では「道路雪害対策富山支部」の看板が掛けられました。
除雪出動式では、事務所長のあいさつの後、除雪作業受注者から決意表明があり、除雪機械の始動点検を行いました。最後に「手締め」により除雪作業の無事故を祈念し、除雪出動式を終了しました。
除雪出動式終了後は、当事務所職員及び除雪作業受注業者による奥田北小学校の3年生に対して体験学習会を実施しました。この体験学習会では、除雪機械の説明・体験試乗を行いました。
この体験学習会を通じて、児童に除雪作業の必要性・重要性を理解してもらうとともに「将来は除雪作業に関わる仕事につきたい」と思ってもらえれば幸いです。
今冬も効率的な除雪作業により、安全で円滑な道路交通の確保に努めます。除雪作業へのご理解とご協力をよろしくお願いします。