7月18日(木)に庄川右岸高岡市上牧野地先の堤防耐震工事現場において、「庄川・新川開削時の堤防護岸」の現地見学会を実施しました。
庄川は、以前は小矢部川に合流する河川でしたが、明治33年から大正元年にかけて、庄川と小矢部川の河口を分流する工事(新川開削)が行われたという歴史があります。 現在、庄川では耐震対策工事が実施されており、その工事における掘削に伴い、当時の構造物が確認されました。工事に伴って撤去となることから、現地で施工当時の状況が確認出来るタイミングで、現地見学会を実施したものです。
当日は、報道関係者、高岡市・射水市の地元の方々等、21名が参加し、石井調査第一課長による、実物を見ながらの説明、質疑応答を行いました。貴重な構造物に対し、現地で活発な意見交換が出来ました。