平成24年12月1日(土)13:00〜14:00にかけて、渋江川支川薮波川流域の浅地自治会の戸田会長様ほか役員の皆さま20名が、薮波川の改修経緯と合流点処理の現地確認を目的として薮波川排水樋門を視察されました。
薮波川の改修経緯の説明は小矢部市産業建設部川原次長様が行い、合流点処理(薮波川排水樋門)の説明は、伏木小矢部出張所が行いました。
薮波川改修は、薮波川沿川の浸水被害軽減対策として富山県が昭和54年に着手し、33年もの月日を経て今年度ようやく完成を迎えます。
薮波川排水樋門は、渋江川の洪水流が薮波川に逆流して甚大な被害が発生することを防止する目的で、薮波川が渋江川に合流する地点に設置された施設で、富山県の薮波川改修と調整を図り平成22年度から工事が行われ、平成24年5月に暫定通水、同年10月から本運用が行われています。
視察された皆さまから、薮波川の川幅が格段に広くなっており、浸水被害の軽減効果が期待できる、立派な樋門が合流点に設置されたことにより、渋江川が洪水になっても薮波川への逆流を防止してくれるので安心である等、長年に渡り薮波川沿川の自治会として懸案となっていた薮波川改修が完成を迎えることを喜ぶ声が聞け、事業に携わった者として大変嬉しく思いました。
※ 当日配布した資料をご覧いただけます。 → 薮波川合流点処理説明資料【浅地自治会】