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かわの情報

委員会・ワークショップ

大坪用水堰魚道検討委員会

第3回 大坪用水堰魚道検討委員会 議事要旨

●開催要件
○開催日時  平成14年12月9日(月) 14:30〜16:30
  ○会■■  富山市於、「高志会館」
  ○出 席 者  
  ■■委員長  和田吉弘 中部学院大学短期大学部副学長(動物生理生態学、魚道)
  ■■  田中■■晋 富山大学教育学部教授(陸水生理生態学) 魚介類調査アドバイザー
     田子康彦 富山県水産試験場内水面課主任研究員(サケ・マス・アユ担当)
     山口■■博 婦負漁業協同組合代表理事・組合長
  ■■事務局  久保田勝 北陸地方整備局 富山工事事務所長
     前川■■修 北陸地方整備局 富山工事事務所副所長
     石川俊之 北陸地方整備局 富山工事事務所調査第一課長
●結■■
−大坪用水堰魚道の特徴−
1多種多様な魚種に対応した魚道_____
  ・越流部の高さを変えた構造など
  2さかなのとおり道(みお筋)の設置
    ・魚道入口までの魚の誘導
  3副ダムの設置
    ・降下魚のプール確保
    ・堰直下への進入防止
  4帯工の設置
    ・さかなのとおり道の水面確保など
  5流量調整施設の設置
    ・上流水位変動に対応
1) 第1回,第2回検討結果のまとめについて
1アイスハーバー型魚道形式の隔壁形状
    大型魚に対応するために越流部を現計画より広げる。
    その他は了承。
     
  2) 魚道への誘導方法について
    1呼び水水路の構造
      呼び水水路への迷入を防止するため、出口には段差を設置する。
    2堰直下流への進入防止と降下魚への対策
      副ダムを設置する。(堰直下流への遡上を妨げ、降下魚のためのプールを設ける)
      副ダムの高さは河積を阻害しない最大限可能な高さ(1m)とする。
    3下流みお筋の形成(魚のとおり道の計画)
      土砂の流出防止,ブロックの伏流防止を兼ねた帯工を設置し、堰の下流護床ブロック上に堆積流出作用により4本筋の魚のとおり道を形成する。
       
  3) 井田川流況による流量配分について
      河川が増水しても魚道内の水位が一定になるように流量調整施設の角落しを設置する。
(遡上時期と融雪期が重なっており、3〜5月の魚道流入量が多いと推定される。)
       
  4) その他
      魚道周辺には転落防止対策を施す。
      今回をもって大坪用水堰魚道検討委員会は終了する。
      今後事務局は、委員会での提案事項をもとに詳細設計を行っていくものとする。

 
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