白岩砂防堰堤は、立山カルデラ対策の基幹となる施設として建設された我が国随一の高さを持つ砂防堰堤です。

白岩砂防堰堤の位置

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白岩が常願寺川の砂防工事の基点


赤木正雄

初代立山砂防事務所長となった赤木正雄は、「常願寺川の砂防工事でもっとも重要な問題は、白岩砂防堰堤の施工場所にある」と考え、白岩を砂防工事の基点と位置づけました。

昭和14年(1939)に白岩砂防堰堤の完成後も順次、副堰堤などに着手、整備しました。
平成21年度には、左岸側の補強対策が竣工しています。

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重要文化財に指定

白岩砂防堰堤は、平成21年6月30日に重要文化財に指定されました。

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新技術の導入

常願寺川流域は、急峻な地形や脆弱な地質条件から土砂崩落・落石等が多発しており、また、多雪地であることから工事が実施できる期間は限定的です。
このような現場条件から、新技術を導入した様々な工法等が採用されてきました。

白岩砂防堰堤では、岩盤内にトンネルを掘り、そのトンネルから岩盤に向かって線状のアンカーボルトを取り付け、岩盤そのものを引っ張ることで、岩盤を崩れにくくする工法が取り入れられています。

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白岩砂防堰堤の空撮動画

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