掲載日:2018年6月11日

「関川水辺クラブ」が上越地域12河川の水質調査実施

NPO法人関川水辺クラブは、6月3日(日)「身近な水環境の全国一斉水調査」に協力し、上越地域12河川の水質調査を行いました。

この調査は全国統一の手法で同一日に実施し、その結果を分かりやすいマップにまとめることで、身近な水環境に関する理解と関心が高まることを目指しています。
  全国各地の市民団体が実施していますが、上越地域では、関川水辺クラブが毎年実施しています。
 水辺クラブの山本理事から調査方法の説明を受けたあと、毎年参加している、新潟県立看護大学の「水研究会」の皆さんも加わり、関川水辺クラブの会員とともに4グループに分かれ、15地点の水質調査を実施しました。

調査地点 関川 荒川橋(関川下流)
稲田橋(関川中流)
新保橋(関川上流)
保倉川 港橋(保倉川下流)
森本橋(保倉川中流)
儀明川 高田橋
青田川 知道橋
正善寺川 小峰橋
矢代川 矢代川橋
渋江川  栄橋
桑取川 有間川橋
名立川 大岩橋
飯田川 北諏訪大橋
戸野目川 安江橋
別所川 稲増橋

 

調査項目 COD測定(パックテスト)
気温、水温、透視度測定
水辺の環境(植生、野鳥、生き物)、流水の色・濁り・水面流下物など

 

カヌーで関川を楽しむ

各グループは、午前9時頃より調査箇所に出発、3~4地点の調査を実施、昼前には終了し国土交通省塩屋水防資材庫前に戻りました。
その後、“上越名物・鯖缶入りの美味しいタケノコ汁”を川辺で楽しんだあと、ライフジャケットを付け、そよ風吹く水面にカヌーを漕ぎ出しました。当日は、梅雨入りの前の爽やかな晴天の中、参加の皆さんはほとんどカヌー初体験にも関わらず、見事なパドルさばきで思い思いにカヌーを楽しんでいました。
関川両岸の堤防はほとんど舗装されているため、散策やウォーキング、サイクリングなど、多くの市民が訪れます。激特事業などの工事が盛んに行われていた頃には想像も出来ませんでしたが、このように多くの人が川とふれあい、憩いの場として活用されていることをうれしく思います。(I.Y)