掲載日:2017年10月4日

稲田小学校4年生と一緒に災害対策機械や
関川の水質について学びました!

平成29年9月29日(金)に上越市立稲田小学校の4年生61名と一緒に関川の塩屋緊急資材倉庫で災害対策機械や関川の水質について学習しました。当日は、災害対策機械について学ぶグループと透視度・水質調査を行うグループに分かれて学習しました。
災害対策機械の学習では、糸魚川大火でも活躍した排水ポンプ車の仕組みや役割について学びました。また、実際の照明車を使ってどのように操作しているのかを学びました。実際に操作を体験し、秋晴れの青空に高く伸びる照明車を見て、興味津々の様子でした。
水質調査では、児童が実際に職員から調査方法を学び、水の透視度(澄み具合)、水質(COD(水の汚れ具合)、PH(酸性度))を測定しました。今回の測定ではCODが高値で透視度が低いという結果でした。当日はいい天気でしたが、前日の雨の影響で水が濁っていたためと考えられます。
質問タイムでは、多くの質問があり、児童たちが関川について興味・関心が高いことがうかがわれました。

●講座の様子
パネルによる排水ポンプ車の説明
照明車を操作する児童
簡易検査キットによる水質調査
(汚れ具合COD、酸性度PH)
透視度計による水の澄み具合の測定
質問タイム
川辺の生物を観察する児童たち

生徒たちからの質問

Q1 関川の長さ、川幅、深さはどのくらい?
A1 長さは64km(64,000m)、川幅は約200m、深さは深いところで3~4mです。
Q2 関川の流れの速さはどのくらい?
A2 流れの速さは、普段はみんなが歩く速さ、洪水の時は自転車で走るくらいの速さです。また、上流
から下流に行くにしたがって流れの速さは遅くなっていきます。
Q3 どうして下流の川幅は広いの?
A3 上流から下流に行くまでにたくさんの川が流れ込んでくるためです。
Q4 関川にかかる橋はいくつあるの?
A4 高田河川国道事務所で管理している区間にある道路の橋は10本で、それより上流にもたくさん
の橋があります。
Q5 関川には何種類の魚がいるの?
A5 上流から河口まで約60種類の魚がいます。