掲載日:2017年9月6日

上越地域の安心・安全を守れ

平成29年度新潟県・上越市総合防災訓練

9月2日(土)「平成29年度新潟県・上越市総合防災訓練」が新潟県立看護大学周辺で行われました。国・地方自治体・企業・地域など約70団体2000人が参加し、震度6強の直下型地震や大規模火災などを想定した訓練を実施しました。
実地訓練の先頭に北陸地整の防災ヘリ「ほくりく号」が会場上空に飛来し、通信衛星と光回線を利用した画像伝送を実施しました。関川河川敷では、国道8号で倒壊した家屋や電柱を撤去する道路啓開訓練、倒壊家屋等からの救出・救助訓練、自衛隊や海上保安庁のヘリコプターを使用した救助訓練など緊迫した訓練が続きます。
実地訓練大トリの住宅密集地火災防御訓練では、昨年12月の糸魚川大火を教訓として、住宅密集地を約40台の消防車・可搬ポンプで包囲し、早期鎮圧と延焼防止を図りました。当事務所からは排水ポンプ車が出動し、8台の消防車に関川から多量の消防用水を供給し、消火活動の支援を行いました。

道路パトロールカーが現場へ急行、
道路啓開を要請
排水ポンプ車で関川から約100m送水し
消火用水を確保
水幕放水で延焼防止
主会場では地震体験装置の実演