掲載日:2017年6月7日

「関川水辺クラブ」が上越地域12河川の水質調査実施

NPO法人関川水辺クラブは、6月4日(日)「身近な水環境の全国一斉水調査」に協力し、上越地域12河川の水質調査を行いました。
この調査は全国統一の手法で同一日に実施し、その結果を分かりやすいマップにまとめることで、身近な水環境に関する理解と関心が高まることを目指しています。

  全国各地の市民団体が実施していますが、上越地域では、関川水辺クラブが毎年実施しています。
 水辺クラブの山本理事から調査方法の説明を受けたあと、毎年参加している、新潟県立看護大学の「水研究会」の皆さんも加わり、関川水辺クラブの会員とともに4グループに分かれ、15地点の水質調査を実施しました。

調査地点関川荒川橋(関川下流)
稲田橋(関川中流)
新保橋(関川上流)
保倉川港橋(保倉川下流)
森本橋(保倉川中流)
儀明川高田橋
青田川知道橋
正善寺川小峰橋
矢代川矢代川橋
渋江川栄橋
桑取川有間川橋
名立川大岩橋
飯田川北諏訪大橋
戸野目川安江橋
別所川稲増橋
調査項目COD測定(パックテスト)
気温、水温、透視度測定
水辺の環境(植生、野鳥、生き物)、流水の色・濁り・水面流下物など

カヌーで関川を楽しむ

各グループは、午前9時頃より調査箇所に出発、3~4地点の調査を実施、昼前には終了し国土交通省塩屋水防資材庫前に戻りました。
その後、関川は水辺クラブ理事奥様の協力で、上越名物鯖缶入りの美味しいタケノコ汁を川辺で楽しんだあと、ライフジャケットを付け、そよ風吹く水面にカヌーを出し、関川河畔の爽やかな1日を楽しんでいました。
関川両岸の堤防はきれいに舗装されているため、散策やウオーキング、サイクリングなど、多くの市民に利用されています。
当日は、朝強い雨が降ったものの、調査出発時には良い天気となりました。たくさんの人が堤防上を歩いたり、ヒバリやヨシキリが鳴く想い思いの関川を眺めていました。