掲載日:2017年4月4日

平成28年度の除雪体制を解除しました

昨年11月1日より道路雪害対策高田支部を設置していましたが、今後、交通の支障となる降雪が見込まれないことから同支部を継続する必要がないと判断し、4月1日に解散しました。
このことにより3月31日夕方に、事務所玄関前で掲げていた、「北陸地方整備局雪害対策高田支部」の看板降納式を支部長及び関係職員等により行いました。
日夜作業に携わって頂きました除雪関係者の皆様に感謝申し上げます。

今冬の降雪状況

今年度の降雪は、国道8号線(海岸部)は平年値の約半分と小雪でしたが、国道18号線中郷観測地点では、1月中旬から少雪だった昨年よりの倍近くとなり、過去10ヶ年平均程度となりました。
また、長野県境に近い妙高高原観測地点では、少雪だった昨年の倍以上、過去10ヶ年平均も上回り、3月初旬まで1.5m程度の積雪量となっていました。

今冬の雪害対策期における新たな取り組み

☆情報連絡本部の開設

 1月13日から15日にかけて、大雪が予測されかつ大学センター試験の日程が重なったため、関係機関と連携して、管内で初となると情報連絡本部を開設し、気象情報や各道路管理者の取り組み状況について、情報共有しました。

☆登坂不能車対策

 国道8号及び国道18号の登坂不能(降雪により車両が登坂できない状態)多発箇所において、降雪予測時に牽引車を配置し、登坂不能車対応に備えました。

☆冬期道路情報の提供

 国道18号と上信越自動車道において、道路利用者を対象に専用アプリ(スマホ向け)にて通行止め等の情報提供を実施しました。

☆ツィッターによる情報提供

 通勤・帰宅時間に合わせて、朝6時と夕方4時に道路情報を提供しました。ひとめで路面状況を把握できるよう、国道8.18号の主要箇所の写真を添付しました。