掲載日:2017年11月28日

春日新田小学校の4年生と一緒に
「川の防災学習」を実施しました!!

関川流域を襲った7.11水害から22年が経ちました。最近では局地的な豪雨が全国各地で頻発していますが、関川流域では近年大きな水害もなく、子供たちは水害の恐ろしさをまだ経験していません。「川に親しみ、川を常に気にかけること」が大切な一方で、「川の怖さや、水害時の行動などを学ぶ」ことが重要となってきます。
そこで、防災教育の専門家である上越教育大学大学院山縣教授の協力のもと、上越市立春日新田小学校4年生(4クラス・141名)を対象に平成29年10月27日(金)~11月16日(木)の間で全3回にわたり「川の防災学習」を実施しました。
第1回の基礎学習では、災害の種類や洪水の被害を防ぐ方法を学びました。
第2回の現地学習では、洪水の時に危ない場所や、地元の町内会長さんから7.11水害の様子を学習しました。
第3回の自己学習では、第1回、第2回の学習を通じて学習した洪水の時に危ないところ、安全なところを元に自分たちの防災地図を作成し、洪水ハザードマップと重ね合わせて、洪水に備える大切さを学びました。

 

第1回内容

1)7.11水害、台風21号(H29.10.23)による豪雨、浸水について
2)上越市ではどのような災害が起きるのだろう
3)上越市における過去の水害、なぜ関川では洪水が起きるのだろう
4)どうすれば洪水の被害を防ぐことができるのだろう

第2回内容

1)洪水時の危ない場所、避難場所を現地見学
2)地元の水害体験者より7.11水害当時の様子、昔の川の様子を聞き取り
3)洪水などに備えた関川の施設を見学
4)宿題(通学路上にある洪水時に危ない場所や避難場所を探してみよう)の説明

第3回内容

1)通学路やその周辺の洪水時に危ない場所や避難場所を地図に整理
2)7.11水害における小学校周辺の被害
3)洪水ハザードマップ
4)スライド「川は友達」による学習