掲載日:2016年9月2日

インターンシップ実習生を受け入れました

●概要
本実習は、教育機関の学生に就業体験を行ってもらい、学生の学習意欲を喚起し、高い職業意識を育成するとともに、国土交通行政に対する理解を深め特に公務又は河川、道路などのインフラ整備や、この維持管理に関係する職業を志望する人材の育成への一助としています。

●実習内容

日 時: 平成28年8月22日(月)〜9月2日(金)
内 容: 事務所概要説明、事業説明(道路、河川、防災)
現場見学(糸魚川地区橋梁架替、上越三和道路、砂防えん堤工事)
道路クリーン作戦、堤防決壊時シミュレーション現地検討会、 ポンプ車設営訓練
堤防詳細点検、流域現地調査(関川、姫川)、道路パトロール
事務所ホームページの問題点・改善点の検討 など
参加者: 新潟大学 1名

●実習生の感想
今回の実習での事業説明や現場見学を通して、私たちの日常生活は、多くの建設業の方たちの力で成り立っていることを実感しました。生活を支えている、道路や河川などの社会基盤の整備は、計画、施工から維持管理までのながれがあり、各段階で多くのことが検討されていることがわかりました。ライフサイクルコストを考えた長年利用できる構造物の計画、作業の安全性を確保するための施工方法、GPS機能を利用した道路管理方法など、座学では得られない知識を得ることができました。車両に乗っておこなった道路パトロールでは、私の目で道路の損傷箇所見つけ、その処置を行いました。私のした仕事が社会に貢献していること、そのような仕事のやりがいを感じることができました。二週間の実習期間で建設業の様々な仕事に触れて、この業界に対する関心がより高まりました。

新潟大学工学部建設学科3年 遠藤尚希

実習状況

歌高架橋架替工事

海の近い過酷な環境でも、長年利用できる橋を建設します。

鉄筋の腐食を防ぐ技術(弁天大橋)

構造物の電極電位を操作して腐食を防止します。

道路パトロール(国道8号)

落下物の収集、路面の修繕を行いました。

上越三和道路事業

道路の建設によって、地域間の移動時間が短縮されます。

急斜面の崩落対策工事
(松本砂防事務所管内)

急斜面作業でも、工夫をこらして重機が使用できるようにしています。

糸魚川地区道路クリーン作戦

草刈りを行い、運転手の死角を減らして事故防止につなげます。

測量機器の操作

光波を用いて距離を測量しました。素早く正確なデータが得られます。

ポンプ車の設営訓練(関川高水敷)

ポンプとホースの接続をしています。定期的な訓練で災害に備えます。