高田農業高校、上越総合技術高校2年生が現場見学
高田河川国道事務所では、建設産業の仕事の魅力や、やりがいを知ってもらい、関心を高めてもらうため、新潟県立高田農業高等学校農業土木科と新潟県立上越総合技術高等学校環境土木科2年生を対象とした現場見学会を開催しました。
この見学会は、将来にわたる公共工事の品質確保とその担い手の中長期な育成・確保を目的とした平成26年の「担い手三法(品確法、入契法、建設業法等)」の改正を受け、昨年度から新潟県建設業協会上越支部青年部会、高田河川国道事務所、新潟県上越地域振興局地域整備部が共同で実施しているものです。
国道253号 上越三和道路を見学
7月14日(木)に高田農業高等学校農業土木科2年生38名が上越三和道路の工事現場6箇所を見学しました。
現場見学の前に、上越三和道路の事業概要の説明や道路ができるまでの説明を高田かわこくの若手職員等から受けました。
現場では、鉄筋結束や三次元マシンコントロールシステム、鉄筋かごの無溶接金具の締め付け、現場密度試験等を体験したり、女性技術者による日頃の業務内容説明や若手社員の現場での経験談話を聞いたりしました。
国道8号 糸魚川地区橋梁架替Ⅱ(歌高架橋架替)を見学
7月15日(金)に上越総合技術高等学校環境土木科2年生24名が歌高架橋架替の工事現場を見学しました。
歌高架橋架替工事の事業概要の説明や道路ができるまでの説明を受けた後に、現場では小型無人飛行機の現場活用の技術紹介や、光波とレベルを使った測量、エポキシ樹脂鉄筋の組立の体験をしました。
生徒達は、普段入ることの出来ない現場での作業などを体験し目を輝かせていました。
現場見学を終えた生徒からは、「現場で働く女性技術者からの話が参考になった。」、「作業を初めて体験して、工事に対するイメージが変わった。」といった声を聞くことができました。
是非、上越地域の将来を担う技術者を目指していただければと思います。