上越地域の北陸風景街道
ポータルサイトについて

 「日本風景街道」北陸風景街道協議会は、新潟県、富山県、石川県、3県の北陸ブロックで14のルートを「北陸風景街道」として登録しています。そのうち上越地域には、『北アルプス大展望・最長最古の塩の道ルート』 と『日本の原風景「枝垂れ桜の咲く里への回り道」』の2つのルートがあります。
 当サイトでは、『上越地域の北陸風景街道』で行っている植栽活動、清掃・美化活動、イベントの開催など「道」をテーマとした様々な活動や魅力あふれる地域資源を紹介しています。
 是非、このルートへ足を運んでいただき、地域の人々との触れ合い、美しい風景をお楽しみください。


日本風景街道とは?

 「日本風景街道」とは、地域の人々、NPO、企業と行政が力を合わせて、景観、自然、歴史、文化など地域の魅力を「みち」でつなぎながら「訪れる人」と「迎える地域」の豊かな交流による魅力ある地域づくり、美しい景観づくりを目指す国土交通省の取り組みです。

 「日本風景街道」は、「地域の資源」「活動する人たち」「活動内容」「活動の場」から構成されるもので、それらを総称して風景街道といいます。
 平成19年から地方ブロック毎に設置された「風景街道地方協議会」が登録申請を行い、令和5年3月現在、全国で144のルートが登録されています。


北陸風景街道マップ

「日本風景街道」北陸ブロック(新潟県、富山県、石川県)には、令和5年3月現在、14のルートが登録されています。
※「北アルプス大展望・最長最古の塩の道ルート」は北陸と関東の両ブロックを跨いで活動エリアが設定されています。


北アルプス大展望・
最長最古の塩の道ルート

道の向こうに、出会いがある。
道を通って、歴史や文化が運ばれてくる。
道に描かれる、風景がある。
点と点を結ぶラインを通過するのではなく、
色とりどりの集落を巡るルートとしての「みち」へ。

 『アルプス塩の道交流会議』は、日本列島を東西に分断するフォッサマグナがもたらす自然・風土・風習の中で日本人の生活文化の原点をあらためて学び、新たな魅力を発見・蓄積・発信する活動を進めています。

 新潟県⽷⿂川市と⻑野県松本市を結ぶ千国街道は「塩の道」として知られ、現在は、国道148号、147号として新潟県⽷⿂川市から⻑野県⼩⾕村、⽩⾺村、⼤町市へと続いています。

 ⽷⿂川地⽅では古くから塩作りが⾏われ海産物とともに信州へ運ばれ、信州からは⼤⾖、煙草、⿇などがもたらされ街道は⼤いに賑わいました。越後の武将・上杉謙信が、今川・北条の塩⽌めで苦しむ仇敵の武⽥信⽞に塩を送ったとされる逸話の舞台としても有名です。
 北アルプスの2000m級の⼭々を頂とする⾕々。⾕筋を這うように伸びる古道と集落が織りなす独特の⾵景と雄⼤な景⾊が楽しめます。


日本の原風景「枝垂れ桜の
咲く里への回り道」

喧噪をはなれ、ふるさとを尋ねる。
来たことはなかったけれど、ここは確かに私のふるさと。
枝垂れ桜がここかしこに、尋ねる者を静かに迎えてくれる。
ここは枝垂れ桜の里 徳合。
わたしのふるさとがまた一つ。

 『徳合ふるさとの会』は、桜の植樹やコスモス、芝桜の植栽、ハイキングイベントの開催、清掃活動など、先人が地域のために創った美しい原風景を、100年後の未来へとつなぐ活動を進めています。

 日本海に面した国道8号から2kmほど山手に回り道をすると新潟県糸魚川市徳合集落があります。
 豊かな自然、戦国時代の城跡、棚田、茅葺きの古民家といったノスタルジックな日本の原風景が広がっています。

 春には樹齢80年の枝垂れ桜をはじめ、ルート沿道や一軒一軒の軒先に植えられたおよそ300本の枝垂れ桜が訪れる人を温かく迎えます。

 また、新潟県上越市関川河川敷では、地元の子どもたちと種をまいた100万本コスモスやネモフィラの美しい花々が河川敷を彩り、百名山の妙高山や関川の景色とあわせて道行く人の目を楽しませてくれます。


全国の日本風景街道を訪ねる

 新潟県、富山県、石川県の「北陸風景街道」14ルートの案内、イベント情報、活動報告などを紹介しています。


 全国144ルートの「日本風景街道」をキーワード、地域、季節、風景から検索することができます。おすすめのルートと見どころを紹介しています。