掲載日:2022年6月3日

令和4年度の活動計画を決定

高田河川国道事務所工事安全対策協議会役員会(総会)を開催

令和4年度、最初の高田河川国道事務所工事安全対策協議会役員会(総会)を5月27日(金)、事務所会議室において開催しました。

冒頭の堀会長の挨拶のあと、役員体制・会員状況の報告、令和3年度の活動報告、令和4年度の活動計画の提案があり、全ての議案が承認されました。

 

 

令和3年度の事故発生は6件、漸増傾向に

高田河川国道事務所管内の令和3年度の事故発生は6件でした。令和2年度から2件増加となっており、平成31年・令和元年度より事故が漸増傾向にあります。この流れを断ち切るため、事故ゼロを目指し、引き続き安全対策の強化が必要です。

 

 

令和4年度活動計画について

新型コロナウイルスの感染拡大防止対策に取り組みながら、各活動を実施していきます。

安全パトロール

5月から地区協議会の安パトを毎月実施するとともに、役員による年4回の無通告安パトを実施します。上越地区協議会と糸魚川地区協議会でパトロール現場を交換して行うクロス安パトについては、秋期に1回実施します。

労働災害防止大会、技術研究発表会

労働災害防止大会は、9月第4週の建設労働災害防止週間に合わせて開催し、第32回技術研究発表会は2月中旬に開催します。
これらの大会、発表会については、CDPSの学習プログラムとします。

発注者受注者意見交換会

地区協議会毎に、秋期に現場代理人等と意見交換を行います。
意見交換する内容は、設計、発注、監督等に関するもので、受発注者間の意思疎通を図り、より円滑な工事進捗、生産性の向上に努めていきます。

年間活動予定表

 

今年も工事事故の撲滅を目指して

閉会の挨拶に立った鈴木副会長(笠原建設代表取締役)は、「円安やロシアによるウクライナ侵攻により、燃料、資材の高騰等、業務を取り巻く環境は不安定な状況です。昨年より事故の件数が増えたことを反省し、(事例として)鉄道事故では、3H「初めて、久しぶり、変更」が要因という実態があることからも、これらを踏まえ、十分注意しながら安全対策に取り組んでいきたい。」と述べられ、令和4年度の第1回役員会(総会)を終了しました。
今年も工事事故の撲滅を目指して、活動計画に取り組んでいきます。各会員のご協力をお願いします。