河川における対策

全体事業費
(国、千曲川含む)
約1,227億円(災害復旧:約214億円、改良復旧:約1,013億円)
事業期間 令和元年度~令和9年度(信濃川においては令和6年度まで)
目標 令和元年東日本台風洪水において、信濃川本川の越水等による家屋部の浸水を防止
対策内容 河道掘削、遊水地、堤防整備・強化

※その他、大河津分水路改修事業(平成27年度~令和14年度)を推進することにより、信濃川水系の治水安全度を向上


<対策箇所位置図>

流域における対策


具体的な取組


●既存施設を活用した洪水被害軽減対策(令和2年6月10日更新)

一級水系信濃川水系(信濃川流域・魚野川流域)において、一級河川信濃川水系(千曲川流域・犀川流域)において、河川管理者並びにダム管理者及び関係利水者は、「既存ダムの洪水調節機能の強化に向けた基本方針」(令和元年12月12日内閣官房主催既存ダムの洪水調節機能強化に向けた検討会議決定)に基づき、河川について水害の発生の防止等が図られるよう、17機関20のダムにおいて治水協定を締結(令和2年5月29日(金))しました。今後は、河川管理者とダム管理者との情報網の整備などについての工程表を作成し、順次計画的に実行してまいります。


<施策の概要>

(参考)関連資料
○既存ダムの洪水調節機能強化に向けた検討会議
 https://www.kantei.go.jp/jp/singi/kisondam_kouzuichousetsu/
○既存ダムの洪水調節機能強化に向けた基本方針
 http://www.hrr.mlit.go.jp/press/2020/6/200601kasenbu.pdf
○既存ダムの洪水調節機能強化に向けた検討会議 (第3回) 参考資料【一級水系のダム一覧】
 https://www.kantei.go.jp/jp/singi/kisondam_kouzuichousetsu/dai3/gijisidai.html

  

まちづくり、ソフト対策



具体的な取組


●逃げ遅れゼロ大作戦

大規模洪水からの「逃げ遅れゼロ」を実現するためには、住民一人ひとりが、「水害リスクの把握」と「水害リスクに応じた行動」を両輪とし、水害リスクを「我がごと化」する必要があります。このため、リスクの把握である「ハザードマップ」とともに、リスクに応じた行動を促す「マイ・タイムライン」の普及を、関係機関が連携し、強力に推進します。特に、コロナ禍における避難は、「在宅避難」、「車中避難」等、多様な避難方法となることから、「マイ・タイムライン」は、その実践的な検討に有益です。「逃げ遅れゼロ大作戦」では、「各自治体によるマイ・タイムライン作成ツールの普及」に加え、「マイ・タイムラインの指導者育成講座」、「学校における防災教育を通じた普及」等、関係機関の様々なアイデアにより、「逃げ遅れゼロ」の実現を目指します。


マイ・タイムライン(右上の図)のPDFファイルダウンロードはこちら


<信濃川中流市町村の実施状況>

市町村名
マイ・タイムライン等
ハザードマップ
新潟市
マイ・タイムライン
ハザードマップ
三条市
豪雨災害対応ガイドブック
ハザードマップ
見附市
マイ・タイムライン
豪雨災害対応ガイドブック
燕市
マイ・タイムライン
ハザードマップ
長岡市
わが家の防災タイムライン
ハザードマップ
小千谷市
マイ・タイムライン
ハザードマップ
魚沼市
マイ・タイムライン
ハザードマップ
南魚沼市
マイ・タイムライン
防災マップ
十日町市
マイ・タイムライン
ハザードマップ
津南町
マイ・タイムライン
ハザードマップ
弥彦村
マイ・タイムライン
ハザードマップ