信濃川水系での治水事業の歴史についてご紹介します。
 
妙見堰 年代:1990(平成2)年
場所:新潟県長岡市
信濃川

 大河津分水の約30km上流の妙見付近は、河床勾配が急で、水流も蛇行し洗掘が進んでいた。そのため、河道を安定させるとともに、福島江用水・長岡上水の安定取水を確保すること。さらにJR小千谷発電所の発電放流に伴い、増加した流量を調整することと、妙見堰の堰柱を利用してバイパス橋を架け、国道17号の交通安全を図ることの三つの役割を果たす堰として建設することになった。工事は1990(平成2)年に完了した。

妙見堰全景写真

(信濃川河川事務所パンフレットより)