2.道路交通センサスの調査内容
<調査の概要>
道路交通センサスは、道路の交通量、道路状況を調査する「一般交通量調査」と「自動車起終点調査」の2つに大別されます。

(1)一般交通量調査:道路状況調査、交通量調査、旅行速度調査
@ 道路状況調査
・車道や歩道の幅員やその幅員構成、交差点、バス停、歩道の設置状況等を把握する調査。
A 交通量調査
・平日及び休日における自動車(4車種)、二輪車、歩行者の交通量を1時間毎に計測する調査で、
12時間観測(07:00〜19:00)と、24時間観測(07:00〜翌朝7:00)があります。
B 旅行速度調査
・朝または夕方のピーク時における実走行により区間の旅行速度を計測する調査。
(2)自動車起終点調査:路側OD調査、オーナーインタビューOD調査(現在取りまとめ中)
@ 路側OD調査:路上路側OD調査、フェリーOD調査
ア) 路上路側OD調査
・ 一部の県境等を横切る道路で、自動車を道路脇に停車して頂き、聞き取り方式により出発地
・目的地等の運行状況を把握する調査
イ) フェリーOD調査
・ フェリー乗船時に聞き取り方式により出発地・目的地等の運行状況を把握する調査
A オーナーインタビューOD調査
・ 車の使用者や所有者に対して、車の1日の動き(利用目的、目的地、駐車場所等)についてアンケート方式で調査
・ 自家用乗用車(個人使用車)について、世帯単位での保有状況・利用状況を調査
・ 貨物車について、車の1日の動きに加えて、荷物の積載状況(品目、重量)を調査
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