国道116号は、柏崎市と新潟市とを結ぶ主要幹線道路であり、国道8号を補完するとともに日本海沿岸諸都市の地域経済社会を支える基盤施設として、大きな役割を果たしています。燕市においては、市内を横断する国道289号と連携して幹線道路網を形成し、地域の社会・経済活動を支える路線となっています。
しかしながら、当該区間(燕市熊森から新潟市西蒲区高橋間)では、交差点の連担や沿道の出入り交通により、日中を通して速度の低下や渋滞が発生しており、渋滞に起因した追突事故が多発しています。また、当該区間は物流を担う大型車の交通量が非常に多く、交通騒音等の生活環境に与える影響も問題となっています。
吉田バイパスの整備により、当該区間の慢性的な渋滞緩和や安全な走行環境を確保するとともに、全国有数である金属加工産業といった地域の産業活動を支援します。