黒部川流域の整備を推進
〜黒部河川事務所平成19年度補正予算の概要〜


 平成19年度の国土交通省関係補正予算については、平成19年の発生に係る新潟県中越沖地震等による河川等の被害の早期復旧等の災害復旧費に加え、再度災害防止等のため緊急に必要な事業に重点的且つ効率的な配分を行うため、一般公共事業費等予算が計上されたところです。

 黒部河川事務所管内では、黒部市宇奈月町下立地先他における災害復旧事業や、黒部川上流における砂防事業、下新川海岸における海岸保全施設整備事業に約12.5億円が配分されました。

災害復旧費 3.0億円
一般公共事業費等   3.7億円
ゼロ国債   5.8億円
  12.5億円
   

黒部河川事務所補正予算の概要
       
○河川関係
  災害復旧事業
     平成19年6月の出水により被災した黒部市宇奈月町下立地先外2箇所において、補正予算の投入により施設の早期復旧を図ります。(別紙1)
       
  ○海岸関係
    海岸保全施設整備事業
       直立堤が老朽化しクラック等が多数発見された古黒部地区及び下飯野地区において、直立堤及び緩傾斜堤防の整備を行い、今後の冬期風浪等による災害を未然に防止します。また、冬期風浪等により海岸侵食の著しい八幡地区において、補正予算(ゼロ国)の投入により海岸侵食を防止するための副離岸堤を推進します。(別紙2)
       
  ○砂防関係
       平成7年7月出水や、その後の出水により荒廃の進む黒部川上流の小黒部谷や祖母谷において、大規模な崩壊から下流域の災害を防止するため、補正予算の投入により工事を推進し、早期の機能発現を目指します。(別紙3)


問い合わせ先
国土交通省 北陸地方整備局 黒部河川事務所
  電話番号 0765−52−1122(代表)
 
副所長(技術)   丸山 信明(内線204)
工務課長   塚田 誠一(内線311)