桜井高校土木科1年生 宇奈月ダムについて学ぶ
10月27日(火)、富山県立桜井高等学校土木科1年生40名が土木構造物の知識を深めるため、宇奈月ダムを見学しました。
ダムへ移動するバスの車内において黒部河川事務所の事業概要を、また、ダム管理所会議室で、ダムの役割や型式、宇奈月ダムの概要や連携排砂などについて説明を受けた後、ダム操作室、堤体内、排砂水路、大夢来館(だむこんかん)を見て回りました。
生徒たちは、24時間体制で管理がされていることや堤体内に設置されている各種計測機器(漏水、地震、揚圧力、堤体変位)・監査路・ゲート室などを目の当たりし、ダム建設の大変さだけでなく、その後の管理の重要性について理解を深めました。また、全国のダムで唯一、出し平ダム((株)関西電力)とともに備えている排砂ゲートについて排砂水路で説明を受けると、関心を寄せた様子で施設を見学していました。
1年生は、土木科に入学して以来、はじめて外へ見学に出たことから、土木構造物の重要性について認識を深めるとともに、これまで以上に学習意欲が芽生えたものと思います。
見学を終えるにあたり、生徒代表者からお礼の言葉があり、宇奈月ダム見学が実現したことへの感謝と国土交通省の職場に関心を持ったとの発言があり、見学会を企画した者として大変喜ばしく思いました。
生徒からの感想文の一部をご紹介
http://www.hrr.mlit.go.jp/kurobe/koho/report/field_tmp/151102/151102_1.pdf
http://www.hrr.mlit.go.jp/kurobe/koho/report/field_tmp/151102/151102_2.pdf
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