ダム事業概要

ダム事業概要

宇奈月ダムは、黒部川本川の宇奈月温泉中心街より約500m上流に建設された多目的ダムで高さ97.0m、総貯水容量2,470万m3、有効貯水量1,270万m3の規模をもつ、重力式コンクリートダムで、洪水調節を始め、水道水の供給、発電を行うことを目的とし、黒部川総合開発の一貫をなすものです。

平成13年3月に宇奈月ダムは完成し、現在はダムの管理や周辺の環境整備、水環境改善事業などを進めています。

洪水調節

ダム地点の計画高水流量6,900m3/sに対し700m3の洪水調節を行います。

水道用水

魚津市をはじめ流域の2市2町に水道用水として1日最大58,000m3を供給します。

発電

関西電力の宇奈月発電所において、最大出力20,000kwの発電を行う他、宇奈月ダム貯水池を逆調整池とする新柳河原発電所において、最大出力41,200kwの発電を行います。

ダムの特徴

諸元
排砂設備

宇奈月ダムは、直轄ダムでは初めてとなる土砂を排出する排砂設備を設置しています。