令和2年度第3回黒部川流域治水協議会

議事次第
開催日時:
令和3年2月8日(月)14時~15時30分
開催場所:
黒部市民会館 1F 101会議室
議事次第
  1. 開会
  2. 挨拶
  3. 出席者の紹介
  4. 議事
    (1)黒部川水系流域治水プロジェクト(案)について
    (2)その他
  5. 閉会
議事要旨
【構成員A】
  • ロードマップでいう短期・中期・中長期とはどれくらいの年数か。
    →【黒部河川事務所】
    • 短期は概ね5年、中期は概ね10年、中長期は概ね20年。
【構成員A】
  • 緊急輸送ルートの確保(河川管理・海岸工事用通路の整備・活用)は非常に重要。どのように点検・整備するのか。
  • 黒部川沿いを走る道路を、出来るだけ湾曲せずにスムーズに動ける形としておくのが、安全安心のため重要ではないか。
    →【黒部河川事務所】
    • 未舗装箇所や、舗装幅が狭隘で重機が通りにくい箇所について点検を行い、必要な舗装幅の確保を考えていきたい。
    • 河川管理・海岸工事用の通路であるため、それだけでは緊急輸送ルートの確立は困難。このため、浸水の可能性が低い道路と連携し、緊急輸送ルートとして機能するという視点で点検・整備していきたい。
    • 霞堤があり一直線に繋がらない所もあるが、少しでもスムーズな走行が可能となるように、点検・整備を図っていきたい。
【構成員B】
  • 不帰谷については、これまでも国・県・黒部市により、現地調査、カメラでの監視、連絡会議を行ってきているところ。この取り組みは流域治水の中でも包含されていると考えてよいか。
    →【黒部河川事務所】
    • 「土砂災害・流木リスクの分析に基づく対策の実施」の項目の中に包含されている。
【構成員C】
  • 「被害対象を減少させるための対策」の中に、立地適正化計画(都市再生特別措置法)に基づく安全なまちづくりを進める必要性がある旨の記載を加えられないか。
    →【黒部河川事務所】
    • 全国的な状況及び黒部川流域の特徴を踏まえて調整させて頂きたい。
【構成員D】
  • 事前放流により安全が確保できると期待している。実施にあたって関係市町、関係機関への情報提供はどのように行われるのか。
    →【黒部河川事務所】
    • 事前放流は概ね3日後までの降雨量予測から大規模洪水が想定される場合に実施。事前放流を行う際は関係市町、関係機関に連絡する。
【構成員A】
  • 黒部川において、バックウォーターのような事象の可能性はあるか。
    →【黒部河川事務所】
    • 急流河川であり、かつ大きな支川の合流もないので、可能性は低い。
【構成員B】
  • 流域治水に関する情報発信の仕方をどう考えているか。
  • 流域治水プロジェクトをどのように効率的に進めていくか。
    →【黒部河川事務所】
    • 情報発信については全国の取り組みも参考とするが、流域治水プロジェクトを関係者とともに動かしていく過程で浸透していくことを期待している。そのためにも関係者を支援する情報ツールをつくっていきたい。
    • 本協議会規約の実施事項に「実施状況のフォローアップ」があることから、協議会として連携を図りながらプロジェクトに取り組んでいく。
【黒部河川事務所】
  • 今年度末に全国一級河川の流域治水プロジェクトが公表される予定。公表に向けて事務レベルで調整させて頂きたい。
配布資料

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