8月28日、香林坊にぎわい広場で開かれた「かなざわ・まち博2005」閉幕式の席上で、金沢河川国道事務所がまち博に併せて開催した「第4回『道と人』フォトコンテスト」の表彰式が行われました。
このフォトコンテストでは、当事務所が管理している国道を舞台に、「道と人」をテーマにした心温まる多数の作品を応募していただきました。
写真家織作峰子先生の厳正な審査のもと、1席から3席に選ばれた方々に表彰状と副賞の記念品が贈られました。
静かな時の流れの中、メロディが聞こえてくるような品の良い作品です。桜の咲く季節、浅野川の川面と瓦に反射する光も美しいですが、雲のニュアンスも素敵。センスの良さを感じます。
この作品を見た瞬間、もっとも金沢らしい風景だと感じました。降りしきる雪の中、颯爽と歩く金沢の人。寒さがひしひしと伝わってくる作品です。赤と黄色の傘が差し色となりました。
夜の光で、かすかに照らされた鯉のぼりが幻想的に浮かび上がり、闇の世界の物語を表現しています。静かに流れる水と、しなやかに泳ぐ鯉の流れがほどよいリズムを奏でているようです。